福岡市で飼い犬を散歩中につり上げたり、叩いたりするなどの暴行を加える男の動画がTwitter上に拡散され、
福岡県警早良署は1月24日、動物愛護法違反の疑いで、飼い主の福岡市城南区の無職の男（70）を書類送検したと発表しました。
Twitter上では男が飼い犬に対して虐待する様子を捉えた動画が拡散される事態となっており、
同県警に通報が相次いでいました。飼い主の男は警察の調べに対して容疑を認めているといいます。
早良署によりますと、書類送検容疑は14日午後2時20分ごろ、
男は同市城南区の路上で、飼育していた雑種のメス犬を首輪とつながったリードで宙につり上げたり、
地面に落としたり、手でたたいたりした虐待の疑いがもたれています。
男性は警察の調べに対して「暴力を振るったのは間違いない。どうしてやってしまったのかは思い出せない」と話しているといい、容疑を認めているとのことです。
虐待の動画は目撃者が撮影したもので、17日にもSNS上に投稿され、拡散していました。
動画を見た人から数十件の通報や相談が県警に寄せられたといいます。
その後、動物愛護団体が本人を特定し、県警も18日午後に犬を保護。犬にけがはなく、健康状態は良好としています。
現在は県警が証拠品として保護しており、今後安全に暮らせる引き渡し先を探すとのことです。
書類送検された男は一人暮らしで、犬は約10年前に知人から譲り受け1日2回散歩しているのが目撃されています。
「酒を飲んでいたかもしれない。何てことをしたのか。犬を飼う資格がない」とも話してるとのことですが、
ネット上では非難の声が殺到しています。
「このワンコは飼い主からずっと虐待されて骨折までしていたんだからね。保護してもらえて本当に良かったよ。しかし、動物愛護法はもっと重く出来ないのかな？動物を殺しても器物損壊だなんてアホらしいよな。もう少し刑は重くするべき。」
「この男をうちのジムに欲しい。
チェーンで吊るしてサンドバックになって貰おうかと考えています。」
「これって「虐待の動画はＳＮＳ上に投稿」されたからでしょ！
結構、それなりにいると思うけど。」
などのコメントが寄せられていました。