先日、第167回芥川賞の候補作が発表されたのですが、驚くことに今回、候補者に選ばれた作家は全て女性でこれは芥川賞で初のことといいます。
今回芥川賞の候補に選ばれたのは『ギフテッド』の鈴木涼美氏、『家庭用安心坑夫』の小砂川チト氏、『おいしいごはんが食べられますように』の高瀬隼子氏、『N/A』の年森瑛氏、『あくてえ』の山下紘加氏の5人です。
この女性候補者の中でも、世間の注目を集めているのは、元日経新聞記者で、過去に艶系ビデオ女優としても活躍した鈴木氏です。
鈴木氏は04年から07年頃まで、佐藤るりという名前で艶系女優として活躍。童顔とGカップバ◯トを武器に様々なジャンルに挑戦しましたが、大人気女優とまではなりませんでした。しかし今回、候補に選ばれたことで過去の作品が注目を浴びていると言います。
鈴木氏はツイッターで「なんでも300円課金して鑑賞して下さることで、業界が僅かでも潤い盛り上がることにつながるのならば、現役時代特に売れなかった私でも、自分を育ててくれた業界に多少なりとも恩返しができます」と語っていたことから過去の活動に注目が集まることは許容しているようです。選考会は7月20日ですが、結果が早くも楽しみですね。
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