かつては、バラエティ番組で見ない日はないほどに大活躍していた青木さやか。しかし最近のバラエティ番組では、ほとんど見かけなくなってしまいました。それゆえ、彼女の現在の活動が気になっている人も多いのではないでしょうか。今回の記事では、青木さやかの経歴と現在の活動についてまとめてみました。
青木さやかとは?
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青木さやかは、2000年前半に大ブレイクした女芸人です。近年の女芸人ブームの土台を作った芸人でもあり、人気絶頂期にはバラエティ番組には欠かせない人材でした。1973年に愛知県に生まれ、アナウンサーを目指し名古屋学院大学に進んでいます。大学を卒業後は名古屋にあるタレント養成所に通いながら、ローカル番組でフリーアナウンサーとして数年間活動していました。1996年にはお笑い芸人へと転身し、現在東京ダイナマイトのメンバーである松田大輔と共にお笑いユニットを作りフリーで活動。そしてワタナベエンターテインメントのライブに出演した際に、独特のキレ芸が高く評価され社長から直々にスカウトされる形で所属となりました。point 374 | 1
大ブレイク芸人からシングルマザーへ!
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青木さやかは、2003年に東京進出を果たし「エンタの神様」を筆頭に様々なお笑い番組で注目されるようになります。彼女のお笑いの特徴は毒舌とブラックジョークを武器にしたキレ芸であり、「どこ見てんのよ」というフレーズが流行語にもなり一躍時の人となりました。またアナウンサーを経験しているため滑舌が良く、司会業やリポーターなど様々な業界からもオファーが殺到していました。
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青木さやかは2007年に3歳年下のダンサー柳本雅寛との結婚を発表しています。出会いは先輩芸人である前田健の紹介であり、出会って半年でのスピード結婚としても話題になりました。2009年には妊娠が発覚、育児専念のため「笑っていいとも」のレギュラーを自主的に降板しています。2010年に長女を出産後にはママタレとして芸能界に復帰しましたが、メディアの露出は激減してしまいました。そして2012年に育児の方向性の違いから離婚に至り、現在はシングルマザーとして仕事の育児の両立をしています。point 305 | 1
なぜ青木さやかはバラエティから消えたのか?
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青木さやかがメディアの露出が少なくなった原因としては育児に重点を置いていることが挙げられますが、その他にも大きな理由があったようです。それは有吉弘行との確執です。とある理由から仲違いしてしまい「ロンドンハーツ」の番組企画では形式上の和解を果たしましたが、未だに共演はNGであると言われています。そして有吉弘行が様々な番組のMCを務めるまでに成長してしまったため、青木さやかの出演できる番組は限られてしまったのでしょう。
しかしこのような逆境にもめげず、現在は主に女優として様々な作品に出演しています。演技力にはとても定評があるため、朝ドラ「とと姉ちゃん」に抜擢されたり三谷幸喜やラサール石井などの大物演出家からオファーがかかったりと活躍の場は徐々に広がっているようです。point 428 | 1
至難を乗り越えて!
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テレビで再び青木さやかの毒舌やキレ芸を見る機会が少なくなってしまったのは、とても残念なことです。しかし今後は、様々な試練を乗り越えて強くなった青木さやかの魂のこもった演技を見せてくれるに違いありません。