akbは人気のアイドルグループですが、プロデューサーが少女たちの成長していく様子を見せたいといった思いをうまくストーリーに乗せて作り上げたことで、爆発的な人気が出るに至りました。また、初期のころから気軽に会いに行くことができるアイドルとして存在しており、すでに有名になったメンバーでも当初は身近な存在だったのが魅力です。
ただ、人気が出た分問題を起こすファンも多く、コンサートなどではしっかりとした警戒態勢を敷いていることが多いです。
インターネットの書き込みが問題になる
写真:AIKRU
もともとakbは多くの人にとって身近なアイドルでしたが、人気が出るにつれて上位メンバーたちはファンにとってあまり身近なものではなくなってきました。
ファンが増えれば当然ながらコンサート会場の箱を大きくせざるをえず、そこにたくさんのファンたちが集まってきます。
当然ながら、自宅でインターネットの掲示板の書き込みをしているだけの人も多く、実際アクティブにコンサート会場まで来る人よりも掲示板などで活動している人の方が多い傾向です。point 294 | 1
写真:Naverまとめ
そんな中、秋葉原で加藤智大が事件を起こしましたが、その二日後公式携帯サイト掲示板において「尊敬する人は加藤智大」などといった書き込みがあり、それ以外にも問題と思われる書き込みが3時間ほど続きました。
写真:デイリースポーツ
結果的にコンサート会場では警備員を増やさざる得なくなり、その後問題を起こした人は警察ざたになりました。
実際につかまるとその犯行動機はあまりにも身勝手かつ幼稚で「自分が目立つ書き込みをすればアイドル本人から返事が来ると思った」などとわけのわからない供述をしています。
このように、ファンが増えると必ず一部の人間は暴走し迷惑行為をすることになりますが、特にアイドルファンはどのグループでも幼くて身勝手な人が多い傾向があります。このような人がいるせいで、ほかのまじめなファンに迷惑をかけてしまうでしょう。
自宅に火をつける暴挙
写真:twitter
2009年にはakbファンの17歳の少年が会計士の家に火を付けて母親が逝去することになりました。
写真:commons.wikimedia.org
どのような問題があったかといえば、少年は開成高校の生徒でしたが当日受講休んでアイドルのコンサートに行こうとしたところ母親とけんかになり、思わず火をつけてしまったとのことです。
写真:東京大学
文武両道の学校として有名で東京大学にもかなりの数の生徒が受かっていますが、勉強に関する常識は高くても一般常識やバランス感覚は非常に鈍かったのでしょう。
写真:はてなダイアリー
同じ2009年には、25歳の渋谷耕太容疑者が窃盗罪の疑いで逮捕されますが、これはなんとakbメンバーあての郵便物を盗んだからです。
平成20年9月から翌年の8月にかけてメンバーは11人にあてた手紙を探り出し、プライベートに関するものをおよそ200通ほど手に入れて最終的には御用となりました。
「メンバーのものは何でもよいので手に入れたかった」などと供述しており、余りにも身勝手な犯行で多くの人に迷惑をかけてしまいます。
それ以外にも2010年には撮影現場に訪れ小道具をとっていき御用になる高校生がいました。
3人組がつかまりましたが、「彼女らが使ったものが欲しくて、見るのに飽きたら売ろうと思っていた」などと供述をしており、それらは自宅に保管していたわけです。
このように、ファンは身勝手な行為により多くの人に迷惑をかけた出来事が多い傾向にあります。
まとめ
写真:traicy.com
akbのファンは多くなるにつれ、様々な問題が生じていきましたが、警察ざたになったことも少なくありません。その一つは、掲示板に何時間も書き込みを行い警察につかまった例です。なぜそのようなことをしたかといえば、単にメンバーに注目してほしかった、あるいはメンバーから返事が惜しかったからです。
それ以外にも、コンサートに行くために母親が住んでいるところに火をつけたり、akb郵便物をとったファンもおり、まじめな他の多くのファンにも迷惑をかけた人たちも必ずいます。point 227 | 1