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akbは本当に終わったのか、乃木坂や欅坂と比較してみよう


最近のアイドル界において最も勢いのあるグループといえば、坂道グループといわれる乃木坂46や欅坂46です。そのため、それらの元となってアイドル界を支えてきたakbは終わったとも囁かれています。果たして本当に終わったといえるのか、akbの歴史を簡単に振り返りながら、近年の活躍と共に考えていきましょう。

 

akb48の簡単な経歴を確認しよう

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写真:chordsketch.point 88 | com

akb48は、日本で最も著名な作曲家や演出家などとして知られる秋元康さんが企画・プロデュースし、2005年の12月に結成されました。秋葉原に拠点を置くことから頭文字を取ってakbと名付けられましたが、当時は電車男などのブームによって秋葉原はオタクの街というイメージが強く、そのためかakbもそういった類いの目で見られ、また秋葉原は終わったと揶揄されるなど、今では考えられませんが最初から順風満帆というわけではなく、むしろ風当たりが強いデビューとなりました。最初はメジャーデビューではなくインディーズデビューであり、数枚のシングルをリリースしたあとに、「桜の花びらたち」でメジャーデビューを果たしています。この頃はまだまだ終わったという感覚は全くなく、むしろ始まってすらいなかったといえます。point 436 | 1

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akbが選抜総選挙や握手会といった基礎を作り上げる

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写真:kabegami.point 93 | com

アイドルというもの自体は昔から存在していましたが、ファンが「会いに行ける」アイドルという今では当たり前となった概念は、akbがその基本を作り上げています。それが握手会であり、今までは手が届かないというアイドルの存在が一気に近くなり、着実にファンを増やしていくことになります。また、ファンが応援したい子に投票して曲の選抜をする総選挙というシステムも当時としては非常に画期的でした。今でこそ他のアイドルグループのみならず様々な場面で用いられているため、akbの独占は終わったとも考えられますが、その基礎を作り上げるために貢献したという意味では間違いないです。しかし、今では乃木坂46や欅坂46の方が握手会に来るファンの数が多いとされ、そこからもakbは終わったと言われることが多くなりました。point 440 | 1

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紅白から一気に飛躍、そこからしばらくakbの時代へ

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写真:blogimg.point 92 | jp

akbが本格的に全国的な知名度を高めたのは、2009年の紅白歌合戦への出場です。実は初出場は2007年に果たしていますが、その時はリア・ディゾンさんと中川翔子さんと共に「アキバ枠」としての出場であり、しかも知名度が全く無い時代であったため、わずか1分半の歌唱で終わってしまいます。この時にも、一部の人々から日本の文化は終わったとか、文化祭のようなステージなどと評価されてしまいます。しかし、2009年の紅白歌合戦出場から人気に火が付き、その翌年からリリースするシングルがことごとくミリオンセラーを達成するなど、まさにakbの時代が到来したと言っても過言ではありません。現在ではアイドル界のみならずバラエティーやモデルなど様々な業界で活躍していることを考えれば、一概に終わったとは言えないでしょう。point 442 | 1

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akbの公式ライバルが誕生、主要メンバーの卒業

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写真:youtube.point 140 |

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com/dailymotion.point 16 | com

先述した通りakbが終わったと言われるようになった大きな要因として、公式ライバルである乃木坂46や、乃木坂46の妹分にあたる欅坂46などの台頭が挙げられます。しかし、akbはほとんどゼロからのスタートだったのに対して、乃木坂46や欅坂46はアイドル界で売れるための基礎が作られた状態でデビューしたということもあり、一概に比較できないところもあります。もう1つakbが終わったと言われるようになった要因として、デビューからセンターとして支えてきた前田敦子さんや大島優子さんなどの主要メンバーが卒業したことが挙げられます。しかし、こちらも後輩メンバーが着実に力を付けてきているため、これだけで終わったと判断するのは時期尚早といえます。point 334 | 1

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akbは終わっていない、むしろこれからも伸び続けていく

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写真:aikru.point 92 | com

現在はアイドル戦国時代と表現されるように、全国各地に様々なアイドルグループが次々と誕生しています。そのため、少し前までのakbの独占市場は終わったと感じる人も多いですが、そもそもこのような基礎を作り上げてきたのはakbの苦労があってこそということは忘れてはなりません。終わったというよりも、むしろこれからもアイドル界を引っ張っていくことが期待されています。point 273 | 1

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