東京五輪の卓球女子シングルス日韓戦で、伊藤美誠選手がテレビカメラによる照明がまぶしいとして、審判に訴える一幕があったことから問題視されている、報道陣の〝妨害照明問題〟。
8月6日に行われた五輪近代五種女子の馬術(障害飛越)種目でも、報道陣がフラッシュ撮影を注意される一幕があり、波紋を広げています。
6日、馬術(障害飛越)種目に出場したイタリアのエレナ・ミケリ選手は、開始早々、障害物の前で馬が止まり投げ飛ばされ、再開後も障害物に突っ込み落馬。馬は興奮した様子で走り去り、UIPM(国際近代五種連合)近代五種世界選手権女子個人の銀メダリストがまさかの失権となりました。
その後、会場内では「メディアの皆さん、フラッシュを使用しないようにしてください。フラッシュは絶対に使用しないでください」とアナウンスがあったそうです。
このアナウンスは、報道陣のフラッシュ撮影が競技に影響したためとみられており、報道陣への呼びかけは、英語と日本語で行われていました。
日本馬術連盟は、観戦マナーとして「演技中の写真撮影では、フラッシュを絶対に使用しないでください」と公式サイトでも呼びかけており、馬にフラッシュを向けるのはNGだと言わずと知れたこと。
この報道にSNS上では「酷すぎる」「何でオリンピックの取材でそんな基本的な事注意しなきゃならんのか… 一般人ですら知ってる… これで失格になった選手可哀想過ぎる」「マナーの悪いマスゴミは出入り禁止しよう」「カメラマン バカなの?」「卓球のライト照射といい、報道陣に素人が混じっちゃってるの?残念すぎる」など、報道陣に対して批判の声が相次いであがっているようです。