“大セール”を行ったナイキの店舗。過去、そのセール終了後の場面を映した写真が公開されて、ネットユーザーたちの注目を集めました。
過去オンラインメディアのグッド・タイムズより、セールを開いたナイキ店に訪問した客の嵐が過ぎ去った後の凄惨な状況を写真と一緒に紹介しました。
フィリピンにあるこのナイキの店舗は以前、サマーシーズンを迎え、多数の製品を対象に大規模なセールを行いました。
このニュースを聞いた人々は一気に店頭に押しかけて、スニーカーを試着したり、いろんな商品を手に取って見たりしていました。
しかし、ほとんどのお客さんは試着をした後、商品をそのまま床に置きっぱなしで帰っていくと話してくれたアルバイトのアフィー・アン・ビアトリス(Auffie Anne Beatrice)は、いくら片付けても終わりがない店の状況を話してくれました。
ほとんどの靴は箱の外に出されて、サイズも乱れた状態。元の箱に戻す作業も大変で、似たような商品を区別することも難しい状況にアルバイトたちは床に座って言葉を失っていたと言います。
嵐のように押しかけてきて、去って行ったお客さんがいなくなった後、きれいに整頓されていた店内はあっという間にゴミ置き場のようだと話しています。
しかし、このような状況に置いて、どうすることもできないアルバイトたちは、自分が置かれた状況を写真で撮影して、フェイスブックに掲載しました。
「スニーカーを買いに来てくれて本当に感謝しています。しかし、このような行為は、スニーカーが毀損される可能性もある。また、購入せずに、最終的に手ぶらで帰る人もたくさんいました。なぜなら、ショッピング自体が不可能な環境だったからです」とアルバイトが話しました。
続いて、「箱が破れているのはまだ大丈夫だが、人々はスニーカーのペアを見つけるために床のあちこちを歩き回るほどだった」と、当時のひどい状況を伝えました。
「”写真を見れば分かるように、お客さんたちの行動は、アルバイトへの配慮が全くありませんでした」と、自分がアルバイトの立場として、配慮していなかった人々の意識を指摘していました。
また、「この投稿を通って、より多くの人がマナーを守って、ショッピングすることができたら良いと思います」と呼びかけていました。