アフガニスタンからの退避を希望する日本人を装って航空機の費用としSNS上で資金を募る事案があり、外務省は30日にこの事案について詐欺の疑いが強いとして注意を呼び掛けました。被害は今のところまだ確認されていません。
外務省によると、メッセージはSNSで知り合った人物から届き、アフガンからの出国に必要なプライベートジェット機の経費として送金を要請するというものです。
現地に残る少数の邦人は即時の退避を希望していない上、首都カブールの空港は民間機の運航を停止しているため、外務省は金銭をだまし取ることを狙った作り話の可能性が高いと判断しました。
同様のケースがあった場合、外務省などに相談するよう促しています。
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