千葉市でコンビニの「成人向け雑誌にカバー」をかける試みが行われるが、その対策のモデル事業が、難航しているようだ。この対策は成功できるのか。
コンビニの「成人向け雑誌」の陳列対策
千葉市は今年である2017年、「成人向け雑誌の陳列対策」を行っている。’
「青少年の健全育成」と東京オリンピック・パラリンピック等に向けて「市のイメージ向上」を狙い、市内12ヶ所のコンビニエンスストアで成人向け雑誌の陳列対策を実施した。
成人向け雑誌をフィルムでで包み、表紙を見えないようにする。対象となるのは一般雑誌と分けて陳列するように求めている雑誌で、雑誌名は見える状態にするという。
「現状(の販売方法)は国際的な感覚に照らして疑問を持たれかねない。既に一定の配慮はされていると思うが十分ではない」。今年2月、熊谷俊人市長はこう説明した。
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コンビニで”拒否”
千葉県青少年健全育成条例で8、9月をめどに約2カ月間試行的に実施し、店舗の意見を聞いて実施を検討する予定だったが、セブン-イレブンを運営するセブン&アイ・ホールディングスから“拒否”された。
同社の広報担当者は「(市が発表した時点で)正式な話はなかった。後日(社名を公表したことについて)市から謝罪をいただいたが、対応できないと伝えた」と回答。しかし、陳列対策を“拒否”した理由については言わなかった。
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ネット上では賛否両論
「目のやり場に困ることがある」「子どもたちがトイレに行くときに目に入るのでカバーしてほしいと思ってた、賛成です」「いいね」「どんどんするべき」など賛同する声や。
「いっそのこと置かなきゃいいのに」「カバーじゃなくて、コンビニでそんな本売るな」「コンビニだけなの?」「もっと厳しく」「誰もが利用する場所なので配慮が必要」ともっと規制してもいいのではという指摘も。
一方で、「タイトルだけじゃ判別できない」「自由の侵害」「隠されると余計に見たくなる」「ネットのエロ広告に圧力かける方が先では」「青少年の犯罪や非行につながるとは思えない」といった意見もある。
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出典
https://irorio.jp/nagasawamaki/20170217/387043/
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170906-00010001-chibatopi-l12