元祖チャイドルとして知られている女優の野村佑香さんが、次女を出産した直後に自分の胎盤を家族みんなで食べたとブログで告白しました。
ネットでは初めて聞いた!との声が多数上がっており、「衛生的に大丈夫なんだろうか」と心配の声も出ています。
「2月5日16時24分 2744g 元気な女の子、産まれました」
2019年2月7日、野村さんは「ご報告」とのタイトルでブログで次女の出産について綴りました。
野村さんは2歳の長女と同じ助産院で出産したそうで、夫と長女も一緒に付き添ったことが分かりました。
長女は落ち着いていたそうで、「いざいきんで、妹がでてくる時は、見える所できちんと1人見ていたみたい」とのことです。
そこで、野村さんは、「助産院あるあるで自分の胎盤を食べる事が出来る」と明かしました。
胎盤から作る医薬品を指すプラセンタの言葉を使って、このように綴りました。
「今回ももちろん天然プリプリのプラセンタを私はノリノリ、夫はおっかなびっくり食べた」
味付けは生姜醤油の味付けだったそうで、長女も「食べる!」と言い出していたと伝えました。
長女出産のときも食べたそうで、今回は家族3人で食べることになりました。
「一緒にみんなでお産できたことは人生の財産になりました」と、野村さんが振り返っています。
野村さんのブログの内容は各メディアに報道され、記事のコメント欄には出産を祝う声と共に「胎盤を食べるなんて初めて聞きました」と驚くコメントも多数見られました。
臓器の一部だった胎盤だけに、食べることを想像したくないと不快感を訴える声や、心配の声が多数でした。
「衛生的に大丈夫なんだろうか」
「子供に食べさせていいの?」
「あまり公に言わない方がいいですよ」
胎盤食については、ネット上のQ&Aサイトなどで体験談が紹介されています。
以前にも、ある女性漫画家がツイッター上で、助産院で出産した際に迷いながらも、自分の胎盤を食べたと告白していました。
当時は、この女性漫画家にも様々な意見が寄せられていました。
1971年に厚労省が都道府県に出した通知である「無承認無許可医薬品の指導取締りについて」では、人の胎盤は医薬品としての扱いになっていることか書かれています。
また、同省の監視指導麻〇対策課は、「ネットで売ったりすれば、薬事法違反になりますが、食べる行為については、法的な問題はないです」とJ-CASTニュースの取材に答えていました。
通知の中、牛や豚、または羊の胎盤に関しては医薬品ではないとされています。
同省の食品基準審査課によると、牛などの胎盤は食品としての扱いになり、ドリンク剤として売られているケースもあるとのことです。
しかし、ほかの肉と同様に、生で食べると感染症のリスクはあるとしています。
一方、自分の胎盤を生で食べることに関して、衛生上の影響はまだ分かりません。
産婦人科などでは、人の臓器に当たる出産後の胎盤は医療廃棄物として処分されていることが分かりました。
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