近年、仮面ライダーや特撮ヒーローの役は若手の登竜門として注目されています。一昔前は特撮出身というのは子どもっぽい、恥だと考えて経歴から外すこともありましたが、今は違っていて、その後に著しい活躍をする人が増えていて、誇れるものと考えられるようになりました。特撮というのは長期の放送となるので、演技に関してしっかりと学ぶことができて、身体能力や子ども相手の対応など、さまざまな部分を伸ばしてくれます。それゆえ実力を身に付けることができて、後に活躍の場を与えられた時、期待に応えることができるわけです。
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そんな中で「仮面ライダーディケイド」で人気が出た若手俳優が井上正大になります。作品の主人公である門矢司役を演じており、こちらの作品は平成ではじまった仮面ライダーシリーズの10周年記念作品で、「平成仮面ライダー10周年プロジェクト」の一環で制作されました。仮面ライダーディケイドはそういった従来とは少し異なったコンセプトで作られており、10年に1度のお祭りということで、内容的にも過去シリーズの歴代ライダーが登場するという豪華な内容になっています。point 286 | 1
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そんな仮面ライダーディケイドで主役に抜擢された井上正大は、1989年3月20日生まれで、2008年の6月に「ミュージカル・テニスの王子様」で俳優デビューをしました。その翌年である2009年に仮面ライダーディケイドで主役である門矢司役を演じて、ブレイクしました。
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歴代ライダーとの共演、お祭り的な内容で平成ライダーに興味のない層も呼び込み人気が出て、さらに主役も従来の熱血系の主人公タイプと違い、謎の多いタイプということで注目されました。その後にドラマや映画、舞台で数多くの役を演じて、確かな人気を得ることに成功しました。
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また同作品のヒロインである光夏海役を演じた森矢カンナ、仮面ライダーディケイドの時は森カンナという旧芸名でしたが、彼女も特撮出身の女性としては人気となりました。神秘的なヒロイン役で注目を集め、2017年に事務所の移籍と同時に芸名を現在のものに変更しました。ドラマと映画を中心に活躍しており、写真集も出ています。
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若手の登竜門として注目を集めている特撮ヒーロー出身者は、今は隠すことなくドラマや映画に活躍の場を広げています。番組開始から見続けていると、演技が上達して顔つきが変わっていくのが分かるはずです。これからを期待できる若手俳優の登竜門、ヒーロー番組をチェックしてください。