世間を騒がせた多目的トイレでの“ゲス不倫”が発覚してから 既に4カ月が経ちましたが…。今も謹慎生活を送る渡部建(48)さんは、自宅で 妻・佐々木希(32)さんと2歳になったばかりの長男に “尽くす生活”を送っているという。
佐々木をよく知るファッション関係者はこう語ります。
「渡部さんは子供の送り迎えなどの必要最低限しか外出せず、自宅で家事や育児に励んでいます。希さんが忙しいときは料理を手伝うこともあるそうで…。不倫発覚当初は精神的に追い詰められていましたが、希さんが毎日話しかけてフォローしたりして、最近では笑うことも増えたといいます」
数々の資格を取得してきた“芸人界の資格王”が目指すのは⁉
また テレビ局関係者によると…。
「復帰の兆しが一向に見えないなか、最近の渡部さんは自宅で資格を取得するため猛勉強しているそうです」
去る9月23日、自身の誕生日であるその日、自宅近くで 息子とボール遊びに興じる渡部さんの姿が女性誌に目撃されました。渡部さんが取得を目指しているという資格の“中身”からも心境の変化がうかがい知れるというのですが…。
「多大な迷惑をかけた家族や仕事の関係者への贖罪の気持ちが強く、社会貢献できる介護福祉士やケアマネジャーといった、福祉系の資格取得を見据えて勉強しているといいます。
そんな渡部さんの姿に佐々木さんも感動し、“彼は頑張っている”とうれしそうに友人へ話していたそうです」(前出・テレビ局関係者)
しかし、これまでにも「夜景鑑賞士」「高校野球検定」といった数々の資格を取得してきた“芸人界の資格王”でもある彼には、“呆れた打算”もあるようだという見解も…。
「昨年の闇営業問題でロンブーの田村亮さん(48)は、謹慎中に介護施設で勉強し、その後、無事に仕事復帰しました。これまで資格を仕事に生かしてきた渡部さんとしては、社会貢献している姿を見せることで早期復帰したいという狙いがあるのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)
以前、資格を取得する理由についても、下積み時代を振り返りながら渡部さんはこう語っていたことがあります。
《空いてる時間が結構あったけど、家にいるのが嫌だったんで。じゃあなんか資格取ろうって思って。資格持ってたらなんか仕事に繋がるかなってことなんですけどね》(『ロッキング・オン・ジャパン』’14年10月号)
果たして この“呆れた返り咲き計画”の行方は!? 今後の動向に注目が集まりそうです。
不祥事を起こした芸能人は介護に⁉ 資格取得を目指す前に現場に‼
大学ジャーナリストの石渡嶺司氏はこの報道に対して以下のようにコメントしました。
《不祥事を起こした芸能人が資格取得に走る、というのは前例があります。酒井法子さんは2009年に覚せい剤所持で逮捕。その後、刑事裁判中には「芸能界を引退し、介護の仕事がしたい」と述べ、一時は音楽療法士を検討した、とも報じられました。ただし、酒井さんの場合は、有罪判決確定後、結果的には芸能活動を継続し、介護の勉強はされなかったようです。
渡部さんが福祉系資格の勉強をされている、と記事にありましたが、これはやや違和感があります。介護福祉士は大学など介護福祉士養成施設で学び、それから国家試験を受験します。ケアマネージャーは保健・医療・福祉分野での実務経験5年以上が必要です。どちらも通信教育だけで取得できる資格ではありません。
記事には田村亮さんの例が出ていますが、田村さんは老人ホームに実際に行っています。渡部さんの勉強が座学のみということであればそれは単なるポーズとしか、言いようがありません 》
この他にも多くのコメントがよせられているようですが…
《加藤茶の妻の様にちゃんと目的があってとるなら分かるけど、介護にも使われる多目的トイレを不倫の道具にしていた人が介護の資格とか、全然理解できない。そんなんで少しでも許されると思う考えも浅はかだと思う 》
《 芸能人の禊の場として介護が使われるのは失礼だと思います。本当に介護の仕事をしたいのならば芸能人を辞めるて現場できちんと職員となるべきです。日々、一生懸命やってる人に失礼だと思います 》
《何かあるとすぐ介護の仕事っていいますけど、ケアマネも介護婦福祉士も実務経験が必要なんだから、まず働いてみてから行って欲しい!資格取得を目指す前に現場に入ってみてよ。試験より実務経験のハードルが高いから 》
等など、やはり 介護者が使用する多目的トイレで不倫をしたことへの嫌悪感や介護現場の方へ失礼だとする批判が殺到しているようでした。