愛知県の国道で事故が発生しました。悲しい交通事故はこの瞬間もどこかで起きているわけなのですが、この事故原因と事故を起こした人物の年齢と職業に驚きの声があがっているのです。愛知県警や取材班がおもわず呆れてしまう今回の事故の詳細とは一体…
リカレント教育中の泥酔運転
愛知県警は、京都市右京区花園妙心寺町に住む大学生の男を、酒気帯び運転及び過失運転致傷の疑いで現行犯逮〇しました。
容疑は、名古屋市緑区大高町の国道23号線で、呼気1リットルにつき0.15mg以上のアルコールを身体に保有する状態で、普通乗用車を運転。前方を走行中の軽四輪自動車に追突し、運転していた三重県鈴鹿市の会社員に傷害を負わせたものです。
警察によると、追突された会社員の軽自動車は勢いで横転していたということです。男は当時、ろれつが回らないほど泥酔していて、調べに対し「何をやったか分かりません」と容疑を否認しているとのこと。
男は当時、32歳の大学生でリカレント教育中だった。そして、今、『リカレント教育』が、働き方が多様化する日本で注目を集めています。リカレント教育とは、義務教育や基礎教育を終えて労働に従事するようになってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムの事です。スウェーデンの経済学者であるレーン氏が初めに提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられ、国際的に知られるようになった生涯教育構想です。point 289 | 1
リカレントは、反復、循環、回帰を意味する言葉であり、日本では回帰教育や循環教育と訳されることもあります。リカレント教育のメリットとしては「教育を受ける目的や対象が明確なため、学習意欲の高さが習得効果の向上にも繋がる」「学び直しによって、より深められた専門的な知識や知見を仕事に活かすことができる」「スキルアップやキャリアアップに繋がるほか、新たなキャリアに挑戦するきっかけになる」「共に学ぶ仲間や教育者との人脈が刺激となって自己成長を促す」といったことがあげられます。point 292 | 1
政府は、リカレント教育の推進に対して積極的に取り組んでいます。具体的には、教育訓練給付金制度を設けているほか、介護や育児など様々なライフステージでも社会人として活躍できるための支援として、リカレント教育に関する予算を増やすなどの施策を行っているようです。
基礎教育が必要
逮捕された男には「大学ではなく、小学校へ行って人生の基本を学んだほうがよいと思う」「泥酔して覚えてないので罪が軽くなるのではなく、更に重罪とすべき」「呂律が回らないほどの泥酔って、どこで飲んでたの?」と当然のように厳しい声が上がっています。『最先端教育スタイルの学生』かと思いきや、人生のやり直し教育が必要な人物だったようですね。
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