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【大阪・ミナミ】事故物件に住んだ松原タニシが体験したヤバいマンション


芸人・松原タニシ簡略プロフ


写真:anincline.com

1982年、兵庫県生まれ。松竹芸能所属のお笑い芸人。番組の企画をきっかけに、”事故物件住みます芸人”として(現在は自主的に)事故物件に滞在中。

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事故物件での奇妙な体験


写真:tocana.jp

事故物件に住み続ける芸人、松原タニシが奇妙な体験をした場所はミナミと呼ばれる大阪の中心地からさほど遠くない好立地の物件である。周辺地域は交通の便が良く、ワンルームマンションが多く建ち並ぶため、ミナミで夜の仕事にかかわる人間が多く住む場所だ。治安はいいとは言えないが、地方から大阪に出てきた若者が一人暮らしを始めるのに適した地域ではある。事故物件公示サイト「大島てる」でこの地域を検索すると、事故物件を表す火の玉のマークが多数確認できる。しかもその多くが、主に老人の自然死などを表す「孤独死」ではなく、「殺人」や「自殺」といった不自然な死によって作り上げられてしまった事故物件である。これ即ち、「物騒な地域」であるといえる。point 384 | 1

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過去に殺人があった家


写真:netallica.yahoo.co.jp

残念ながら写真をお見せすることはできないのだが、マンションが密集する区画から少し離れた場所に一棟だけそびえ立つ10階建。その上層階部分だけが何故か黒い。夜に外観を眺めると、夜空よりもそのマンションが暗く見える。圧倒的な存在感である。この黒く塗り潰された上層階の外壁は、実は違法建築で建て増しされた部分だ。問題が発覚してからは違法建築部分の8階から10階は閉鎖され、廃墟となっている。そして、事故物件である条件として満たされている理由が、お察しの通り、「殺人」である。point 317 | 1

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写真:lineblog.me

殺人事件後、元から住んでいた住居人たちの多くは家を出てしまったらしい。もうここでは住んでいけないと思ったのだろう。また、その事件の衝撃さ故に新たに入ってくる入居者は全然集まらず、全フロア家賃を下げざるを得なかった。いわば、マンションそのものが事故物件扱いになってしまったのだ。それだけでなく、事件が起きる前からこちらの物件では幽霊が出るマンションとして有名だった。

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映像に残らないヤバイ現象も続出


写真:tocana.jp

そもそもなぜ事故物件に住むようになったかであるが、もともとは事務所の先輩である北野誠さんが出演する心霊番組『北野誠のおまえら行くな。』のいち企画から始まった。若手芸人を事故物件に住ませ、部屋に定点カメラを設置して半年間生活を見守る、という企画だった。この企画に抜擢されたのが松原タニシだったというのだが、見事カメラに幽霊を収める事ができればギャラが貰えるという条件だった。当時芸歴10年目にもかかわらずメディア露出がほぼ皆無だった売れない芸人で、霊感もなくて幽霊も苦手だったのだが、藁をもすがる思いで、この企画に臨ませてもらった結果、反木綿のような謎の浮遊物や、激しく乱舞する無数のオーブ(丸い発光体)を見事映像に残す事に成功した。point 393 | 1

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事故物件芸人としての道


写真:thepage.jp

ほかにも細かい事を挙げればキリがないのだが、事故物件生活史上最も不可思議な物件である事は間違いない。そしてここから、事故物件芸人としての彼の人生がスタートしたそうだ。

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