道路交通法の改正により、2019年12月1日(日)より運転中の「ながらスマホ」に対する罰則が強化されます。
いわゆる「ながらスマホ」、「ながら運転」とは、車を運転している最中にスマートフォンや携帯電話などを使用することで、
今回の改正により運転中の「携帯電話使用等」における反則金や基礎点数(違反点数)が約3倍に引き上げられることになります。
警視庁からは、運転中のスマートフォンや携帯電話などの使用に対して下記のように注意喚起が行われています。
そんななか、愛知県西尾市で昨年4月、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をしながら車を運転し、
西尾市の無職永田よしさん(当時85歳)をはねて死亡させたとして、
名古屋地検岡崎支部は24日、愛知県岡崎市の無職の女(44)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)で名古屋地裁岡崎支部に在宅起訴したと発表しました。
起訴状によりますと、無職の女は昨年4月14日午前10時15分頃、
西尾市内の県道で左手に持ったスマホでポケモンGOをしながら乗用車を運転していた疑いがもたれており、
道路に立っていた永田さんは現場近くの病院へ収容されましたが、
頭部強打などが原因でまもなく死亡が確認されました。
乗用車を運転していた女にケガはなかったとしています。
現場は西尾市平坂町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機は設置されていませんでした。
県警西尾署は過失運転致傷容疑で女を現行犯逮捕しており、
その後釈放されたのですが、容疑を過失運転致死に切り替えて捜査していたとのことです。
事故が起きた際、女はスマートフォンで「ポケモンGO」をプレイしており、
獲得したモンスターの履歴一覧にあたる「ぼうけんノート」を見ていたと供述しているようです。
ポケモンGOによる交通事故が相次いでいますが、ながら運転は本当にやめましょうね。
これらの報道にネット上ではこんな意見が寄せられています。
「こういう輩が運転して死亡事故起こすんだから「ながら運転」の罰則は厳しくしてもらいたい。被害者側はたまったもんじゃない。」
「44歳無職女 ポケモン殺人 極刑でお願いします。
まだまだ、運転しながらポケモンやっていると思われる高齢者が多く目立ちます。
突然ハザートもたかずにブレーキ・停車とかありえません。
事故を起こしたら一発免停ではなく、発覚したら一発免停にして頂きたい。」
「世の中携帯電話に翻弄され過ぎ、電車でもWi-Fi使えます。とか、移動中でも通信出来ます。とか、飛行機でも使える様になったみたいじゃないですか。歩きスマホも然りですが、一定以上の速度下では送受信に制限が掛かる仕組みって出来ないのですかね?」
などのコメントが寄せられていました。