2020年9月28日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、コメンテーターとしてフリーアナウンサーの高橋真麻さんが出演。
この日の番組では、女優・竹内結子さんの訃報をトップニュースとして扱ったのですが、その中で高橋さんが子供たちを想って「報道の在り方」について生放送で強く訴えました。
芸能界で大きな衝撃が走った、あまりにも突然な竹内さんの訃報。
9月初旬には芸能記者らの前に姿を現し、子供たちや家族の話をしていたほか、元『週刊文春』記者の中村竜太郎氏も、今月行われたイベントで元気な姿を見ていただけに、衝撃が大きかったと話しました。
ファンだけでなく芸能人ら、そして家族も前日まで普段と変わらない生活を送っていたためショックが大きかったと報じられました。
その中で、今回の竹内結子さんの突然の死去に高橋さんは、「竹内さんがご家族のことを本当に愛していたことは嘘じゃないし、残されたご家族は本当に自分を責めてほしくないです」と、家族を含めた周囲に「自分を責めないで」と語りかけました。
さらに一部報道では「産後鬱だったのではないか」といった声もあがっているため、「『産後うつはこういうものですよ』とテレビでやるのはいいんですけれど…」と、報道の在り方について言及。
続けて、「いま9ヶ月のお子さんが、将来物心がついたときに、自分のせいで母親が死んだんじゃないかって自分を責めてしまいそうで…。報道の仕方というのには、注意していきたいなと思います」と、苦言を呈したのでした。
高橋さん自身も子を持つ母親として、残された竹内さんの子供たちや家族へ思いを寄せていましたね。
同日の放送では、番組の後半で「産後うつ」について特集が組まれる予定となっており、高橋さんの発言を受けて、「(今回の特集は)竹内さんの訃報とは切り離して考える」ことが明確にアナウンスされました。
近しい距離であっても人の心理を計り知ることは難しいことですし、家族や周囲の方は高橋さんの言葉通り自分を責めることはやめてほしいですね…。
高橋さんの重みのある言葉には視聴者からも共感の声が続出したようで、実際にネット上では「素晴らしい言葉です」「そう言ってくれてありがとうございます」「真麻さんが言う通り、憶測で報道したら残された子供たちが傷つくこと分かってほしい!!」「もし事実が違ったら将来子供がどう思うか考えるべき的なこと言ってて泣けた!!」「そこ触れてくれて良かった」などと様々な声が上がっていました。point 189 | 1
憶測で騒がないこと、そして報道の在り方について今一度考えるべきですね。