「パンガシウス」とは?
写真:zooing.honpo21.net
あなたは「パンガシウス」という名前の魚を知っていますか?聞いたことはありますか?深海魚を思わせるこの聞きなれない名前で、食べたこともなければどんな魚かさっぱり分からないという方のほうが多いのではないかと思います。しかし、ここ数年でスーパーの鮮魚売り場に置かれることも珍しくなくなった「パンガシウス」。今回はそんな「パンガシウス」の味を紹介するとともに、特徴や調理方法をご紹介しようと思います!
巨大ナマズ?「パンガシウス」
写真:macaro-ni.jp
パンガシウスは分かりやすく簡単にいえば巨大ナマズ。タイやベトナムなど、東南アジアを中心に生息している魚です。生きた「パンガシウス」はとても大きく、平均的なものでも1m前後。さらに大きなものは1m50cmから2m近くもあるのだというから驚きです。日本ではあまり生きた「パンガシウス」を目にする機会は少ないかもしれませんが、さばく前の「パンガシウス」を見たら、驚かずにはいられませんね。その見た目に似合わず、「パンガシウス」はとても淡白な味わいの白身魚で、クセがありません。そのため、調理法も多く人気があるのですよ。point 335 | 1
白身魚といえばパンガシウス⁈
写真:fanblogs.jp
「パンガシウス」の養殖が盛んに、おこなわれている東南アジアはもちろん、最近では日本でも「パンガシウス」の流通量が増えてきています。一部では、タイやヒラメを追い抜き、白身魚といえば「パンガシウス」というほど需要が高まっている魚なのです。「パンガシウス」は淡白な味わいの魚なのでフライや塩焼き、すり身などさまざまな料理に活用できます。しかも、うなぎのように甘辛いタレとの相性もいいことから「パンガシウス」を蒲焼にした商品も販売されています。パンガシウスを白身魚として表記しているスーパーも少なくはありませんが、最近のスーパーの総菜コーナーではサラダやフライの白身魚としてよく「パンガシウス」が使用されています。もしかすると知らないうちに食べていたかもしれませんね。point 330 | 1
パンガシウスの調理法!
●パンガシウスの粒マスタードソースのムニエル
写真:cookpad.com
表面に塩コショウを振り、小麦粉を表面につけます。それをマーガリンを溶かしたフライパンで焼きます。少し色づくまで焼いたら、蓋をし、蒸し焼きにします。そのあいだに鍋でソースを温めておきます。焼けたらソースをかけて完成です。
●パンガシウスのあつあつグラタン
写真:macaro-ni.jp
「パンガシウス」のほか、ホキやタラなどお好みの白身魚を使って作るグラタンです。パンガシウスのほかに魚介類やお野菜を加えてもいいでしょう。チーズは使わず、豆腐とベシャメルソースを使って仕上げるグラタンは低カロリーながらも食べ応えあり。パンガシウスのふわふわとした食感を楽しむことのできるグラタンです。大きなお皿でメイン料理として作ってもよし!小さなお皿でサブおかずとしてもいいでしょう。
●パンガシウスのソテー
写真:tabepro.jp
シンプルなソテーは酸味の効いたトマトソースといただきましょう。パンガシウスの表面をカリッとさせるにはバターをたっぷり使い、弱火でゆっくりと焼いていくことが大切です。バターとオリーブオイルで表面をカリッと仕上げ、醤油で味を整えましょう。パンガシウスのふっくら感がなくならないよう、焼きすぎにはご注意を。
コストコでパンガシウスが手に入る!
写真:astro.jp
コストコで販売されている「パンガシウス」は、コストコ通の間で人気の商品としても知られていますよ。アメリカンサイズでボリュームもたっぷり!10キレ程度で1500円ほどですが、すぐに使わない分は冷凍保存しておきましょう。切り身のほか、お総菜コーナーではアクアパッツァとしても販売されており、こちらも大人気です。そのほか、イオンでも手に入るようです。しかも、イオンで販売されている「パンガシウス」は切り身になっており、あらかじめ骨を取り除いてあるためお子様でも安心して食べられます。point 316 | 1
まとめ
まだまだ日本では知名度が低いパンガシウスですが、あなたも白身魚として知らないうちに食べていたかもしれませんね。生きている姿を見ると驚いてしまうお魚ですが、見た目に反して味はおいしいので、ぜひ一度、お召し上がりください!