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グロ好き必見!動物パニック映画「マンイーター」の魅力


動物が人を襲う映画は、昔からたくさん作られています。小さなものから大きなものまで、さまざまな動物がこれまでにどれだけの人間を襲ってきたか、想像がつきますか。

 


写真:matome.naver.jp

小さなもので言えば「黒い絨毯」の蟻。ラストシーンが印象的な「巨大クモ軍団の襲撃」は、そのまま蜘蛛。「キラー・ビー」や「スウォーム」は蜂。ゴカイが襲いかかる世にも恐ろしい「スクワーム」。大きなもので言えば、何と言っても巨大な鮫が暴れまくる「ジョーズ」シリーズ。鮫に関しては、近年では「シャークネード」シリーズのように荒唐無稽の極みのような映画も。「グリズリー」は熊、動物園の動物たちが凶暴化して街に出てきてしまう「猛獣大脱走」なども、グロテスクな見せ場が満載の怪作でした。他にも、犬、猫、猿、ライオン、蛇など枚挙にいとまがないとはこのこと、というくらいに、地球上のありとあらゆる動物たちは暴れまくっているのです。point 379 | 1

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写真:filmarks.com

そんな中でも、ワニは、一つのジャンルをなすほどの人気のキャラクター。動物パニック映画の中では名作として名高い「アリゲーター」を筆頭に、イタリア映画の豪快さが圧巻の「キラー・クロコダイル」シリーズや、「レイク・プラシッド」シリーズも捨てがたい魅力があります。さて、得てしてこういう作品は安易にシリーズ化されるのが常ですが、そんななかで孤高の魅力を放つ作品が、突然現れてくるものです。そんな一本が、この「マンイーター」。何故この作品が、孤高な魅力を放つのか。その理由は単純にして明快なもの。「マンイーター」が、他のワニ映画に比べると格段に面白いからに他なりません。point 351 | 1

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写真:amazon.co.jp

こういうキワモノとも呼ばれるようなジャンル映画に、そもそも名のある俳優はあまり出演しません。しかし、全くの無名俳優が並ぶジャンルにおいて、この映画では、出演者トップにラダ・ミッチェル名前がありますヴィン・ディーゼル主演ピッチブラック鮮烈な印象を残し、サイレントヒルでは呪われた街をさまよう母親を好演ジャンルファンにはおなじみの女優であり、何よりも美しい。そしてサム・ワーシントンが出ているのも注目ポイント実は彼がアメリカでスターになるのは、この作品の後ことそれでも彼が出ていること映画価値はぐっと高まっていますそしてテレビエイリアスで、ジェニファー・ガーナーに翻弄されまくっていたマイケル・ヴァルタン彼が実質的には主役です彼のの細さが、映画をよりスリリングにさせているのは間違いなく、果たして本当に最後まで生き残れるのかという不安が付きまといます。point 467 | 1

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写真:heartattackannex2012.web.fc2.com

加えてミア・ワシコウスカが出ているのも驚き彼女のとってはキャリアのスタートのような映画ですこのように、意外や味のある出演者が揃っているところが魅力一つなのですこれの何が魅力かというと、彼らはちゃんとした一流の俳優であるということ巨大なワニが人を襲うという、いわばバカバカしさの度合い高い映画では、俳優きちんと芝居が出来るかどうかで、中身が確実に違ってくるのです絵空事の度合いが高ければ高いほど、映画の細部にはリアルさ必要となりますそれが、観客に恐怖を実感させるために絶対的に必要な要素なのです彼らはそれを十二分に引き出すだけの力量があり、事実、映画は他のワニ映画をよせつけない圧倒的にパワーのある内容になっています。point 410 | 1

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写真:fanblogs.jp

とはいえ、全体としては地味な印象ではありますしかし、クルーズ客たちエゴが丸出しになる展開は苛々と同時にスリルを呼び、地道な描写積み重ねは、巨大ワニ襲撃をサスペンスたっぷり描き出していきますそしてクライマックスあの巨大ワニ相手に一人で向かい合う絶望感の凄まじさこんなに味わいのあるワニパニックは、そうありません。マンイーターには、動物パニックというキワモノ映画楽しさと、まっとうなサスペンス映画の醍醐味が組み合わさった、他にない魅力があるのです。point 304 | 1

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