9月27日に行われる安倍元総理大臣の国葬に関して
企画・演出の業務を東京都のイベント会社「ムラヤマ」が1億7600万円で落札したことが
国の入札情報により明らかになりました。
また、国葬の参列者らを送迎するバスの業務は、東京都の旅行会社「旅屋」が526万1400円で落札。
過去の国の入札情報によると、ムラヤマは2015年3月~5年連続で安倍元首相が在任中に主催した「桜を見る会」の会場設営業務を一般競争で落札しており、
17~19年の会では、いずれも入札前に、ムラヤマと内閣府が打ち合わせしていたことが発覚、野党から批判されました。
またムラヤマは他に、
・中曽根康弘元首相の内閣・自民党合同葬
・東日本大震災10年の追悼式
・秋篠宮さまが皇位継承順1位の皇嗣の地位に就いたことを内外に示す「立皇嗣の礼」事務局
などの会場設営や運営業務なども落札がある。
また、今回の国葬企画・出演落札について
ムラヤマの広報担当者は「通常の業務の一環として入札した」とコメントしており、
旅屋は「担当者がおらずコメントできない」とのこと。
入札方法は一般競争で、8月17~18日に公開され、政府は22年度予算の一般予備費から2億4940万円を支出すると閣議決定されている。
また、過去の一件等に対し、ネットーユーザーは
《たとえ真っ当な手順だったとしても、国民の目にはそうは映らない。 この厳しい状況で、政府与党は更に支持率下がるんじゃないのかな。》
《過去に疑念を持たれた会社は避けるのが常識だと思うのだが‥どうしても外せない理由があったんだろうなぁ。》
《不正のない競争入札の結果なのであれば、文句を言えることではない。》
《“桜を見る会”担当の会社・ってただし書き要るかなぁ・・・》
などと、賛否両論が分かれるようなコメントが残されているものの、
不安や、疑問視するユーザーがとても多く見られている。
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