2020年、安倍晋三元首相の政権で新型コロナウイルス対策のため配布された、「アベノマスク」。
2021年12月、政府は在庫のアベノマスクを再配布する、として希望者を募集したのだが、その人たちがマスクを受け取れない、というケースが相次いでいる。
配布当時からサイズの小ささや効果の薄さが指摘され、『税金の無駄遣い』と批判を浴びていたアベノマスク。また再配布の希望者を募ったのち、余ったマスクを廃棄する方針でした。
2021年、在庫7900万枚が倉庫に眠っており、再配布の希望が2億8000万枚分きた、とも報じられていました。
また今回の除外理由として各社の報道によれば、管轄の厚生労働省が
「リメークや海外送付のため」などと明記されていた約3600件の応募を除外
ですが、そもそも応募時にこれらの理由が除外されるとは、発表しておらず
その後も発表も連絡もされていなかったとのこと。
そのため、約2800件の申請者は除外されたことに確認できずに、厚生労働省に問い合わせや苦情が殺到。
4月配送を開始し、配送がほぼ終わった6月末ごろ、ようやくHP上でアナウンスした
というなんとも遅い連絡だったそうです。
「国内でマスクとして活用することが明確な配布希望を優先」という理由に正当性がもちろんありますが、
あらかじめの明記や発表もなく、さらには勝手な除外と除外連絡、発表もないという。
厚生労働省の動きに対し、国民の声は…
《食料品ならばとっくに賞味期限きれで消費者庁から焼却処分命令が下されているだろう。》
《厚労省、今回の対応で本当に信頼できないところだと実感しました。 プライド高いのかそういう政府同様の風潮なのか、絶対に過ちを認めないし。》
《いつまでも、こんなもののために官僚の労力を使うのはムダ。》
《ってもう怒る気も》
などの、呆れる声や厚生労働省の働きに対し疑問を持つ意見などが多く見受けられました。
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