新年1月1日にニッポン放送で放送される「安倍晋三×岡田准一×村上茉愛 新春対談~2020かがやくニッポン~」で、ジャニーズ事務所所属のV6・岡田准一さんが、安倍晋三首相と対談したことを、各スポーツ紙が報じました。
この対談の裏で、ジャニーズは現政権に露骨にすり寄っているとの見方をされているようです…。
2015年から恒例となっている産経新聞とニッポン放送の連動企画とされる同番組。収録は総理大臣公邸で行われ、岡田さんと体操女子の村上茉愛選手が、‟令和を迎えて思うこと”や、‟東京五輪・パラリンピックに向けての期待”などについて安倍首相と語り合ったようです。
対談のなかで、安倍首相は岡田が主演した映画『永遠の0』や『海賊とよばれた男』を鑑賞したことを話し、「個性の強い主人公を見事に演じられた。素晴らしかった」と絶賛しました。また、新選組を描いた原田眞人監督の来年5月22日公開予定、岡田さんの主演作『燃えよ剣』に関連しても、安倍首相の出身地である長州(山口県)や新選組について語っており、映画談議に花を咲かせていました。
一見、岡田さんと安倍首相という接点がない不自然な組み合わせと思われますが、安倍首相が鑑賞した岡田さんの主演作2作はいずれも、放送作家で作家の百田尚樹氏の作品。百田氏といえば言わずと知れた安倍首相の“大応援団”であるのです。そんな百田氏の作品に主演した縁もあり、岡田さんが対談相手に白羽の矢が立ったと言われています。point 214 | 1
今年5月にTOKIOのメンバー4人と会食した安倍首相。この様子を公式ツイッターで公表し、首相とTOKIOメンバーが笑顔をみせながらテーブルを囲む姿がメディアを賑わせたのは記憶に新しいです。
また、TOKIOのリーダー・城島茂さんは、政府が行う障害者が農業に関わる農福連携を拡大する方策を検討する「農福連携等推進会議」のメンバーに選ばれており、会食の前に行われた第一回会議に参加したばかりだったようです。
今年7月に亡くなったジャニーズの創業者・ジャニー喜多川さんは、5年にわたる長期政権を築き先月亡くなった、中曽根康弘元首相と遠慮なく付き合えるくらい親しい仲だったようで、身内の大きなスキャンダルをそのコネで止めたことがあったそうです。
こうした経験から、藤島ジュリー景子社長も政治家へのコネの大切さを痛感し、最近は安倍政権に露骨にすり寄っていると言われています。政権へのすり寄りが今後、ジャニーズの影響にどう与えるのか注目したいものです。