安倍晋三首相は11日午後、首相官邸でラグビー・ワールドカップ（Ｗ杯）日本大会の日本代表の選手らと会談しました。
主将を務めたリーチ・マイケル選手からサイン入りのラグビーボールなどを手渡された首相は、
「『ワンチーム』の力で大きな壁を突破した。今年の一番の大ニュースだ」とねぎらい、
W杯後も、「ブレイブ・ブロッサムズ（勇敢な桜の戦士）」の活躍に興奮冷めやらない様子でした。
首相は官邸内の会議室でラグビー日本代表選手らに面会。
黒いスーツ姿とネクタイ姿の堀江翔太、稲垣啓太ら5選手が集結し、
「日本中がラグビーに沸いた」と語りかけたり、相手チームからボールを奪い取るプレー「ジャッカル」に触れたりと、
「人のおかずをとることが『ジャッカル』と言われる」などと冗談を飛ばす一幕も。
また、今年は「笑わない男」で一躍話題になった稲垣啓太選手に対して、
「ちょっと笑っていただくと」と声を掛けたものの、
稲垣選手は表情を一切変えることはありませんでした。
室内は笑いに包まれていたといいます。
首相は選手らに対して、
「流行語大賞にもなった『ワンチーム』の力で大きな壁を突破した。今年一番の大ニュースはベスト8に入ったことではないか」と強調。
競技場の整備など、ラグビー選手の育成を後押しする考えも表明しました。
表敬には堀江翔太、田村優、福岡堅樹の各選手も出席し、
首相は記念品として、サイン入りのボールとTシャツを受け取りました。
面会後、リーチ主将は記者団に「首相から『お疲れ様』と言われた。次の大会までもっと強くなりたい」
と今後の意気込みを語っていました。
今年、日本中を沸かせたラグビー日本代表選手たち。
これら一連の報道にネット上からはこんなコメントが寄せられています。
「笑顔をお願いして笑わないガッキー。
それを見て他の選手が笑う。その時がシャッターチャンスだね。
ある意味、皆を笑顔にする魔法だ。：」
「これが本当の桜（ブレイブ・ブロッサムズ）を見る会。」
「田中選手『楕円桜』と言う曲をいい声で唄ってます。良かったら１度聴いて見てください。感動をありがとう️」
などのコメントが寄せられていました。