安倍首相が3月14日の夕方、2週間前と同じ午後6時から記者会見に臨みましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「緊急事態宣言」などについて述べたものの、内容に中身がなく、グダグダな記者会見を繰り広げたことにより、国民から怒号の声が相次いでいます。
安倍晋三プロフィール
本名: 安倍晋三
生年月日: 1954年9月21日
出身地: 東京都
安倍首相が記者会見で終始グダグダだった?
安倍首相は3月14日に首相官邸で、新型コロナウイルス感染症への対応に関する記者会見を開きました。当日に施行の改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」について述べたものの、その内容がかなりグダグダで「何のために記者会見を開いたんだ?」と視聴者から怒号が飛び交っています。
「日本は緊急事態ではない」と発言?
安倍首相はこの日に述べた「緊急事態宣言」について改めて発令するのかと思いきや、「現時点で緊急事態を宣言する状況ではないと判断している。ただし時々刻々と事態は変化しており、国民の命と健康を守るため、必要であれば法律上の措置を実行する考えだ」と「日本は緊急事態ではない」ことを強調。
さらには日本よりも感染者数が多い国である韓国、中国、イタリア、イランを挙げ「人口1万人あたりの感染者は日本は0・06人にとどまっている」「諸外国に比べたら少ないレベルに抑えることができている」といった見当違いな発言をし「あくまで万が一のための備えをするための法律だ」と言い切っています。
「何が何でも東京五輪を開催しようとしている」と視聴者から怒号?
しかし、会見に参加した記者たちからは「これ記者会見と呼べますか」と怒号が飛び交うことに。さらに安倍首相は記者たちの質問を振り切り、一方的に会見を終わらせようとたことから猛抗議、安倍首相は苦笑いを浮かべ会見は続けられたものの、最後の最後まで「ただの演説会」と批判が起こることになりました。
現在、新型コロナウイルスの影響で東京五輪の可否については以前から議論がなされているものの、今回の記者会見にて、意地でも東京五輪を開催する気がミエミエであることが垣間見えるためか、視聴者からも反発の声が相次いでいます。このようなグダグダな記者会見を行うのであれば、今後は会見自体行わなくてもいいのでは?と思ってしまいますね。
まとめ
このように、週末の夕方に重要な記者会見をするのかと思いきや、演説まがいのグダグダ会見を繰り広げた安倍首相。ましては新型コロナウイルスの感染者が多い諸外国と比べ「緊急事態ではない」と言い張る始末なので、何かしら魂胆が見え隠れしているのがうかがえることから視聴者から批判を浴びるのは当然のことでしょう。