プロ野球現役復帰を目指して12月7日の12球団合同トライアウトに参加した元日本ハムの新庄剛志氏(48)が13日、この日までに球団からのオファーがなくNPB復帰を断念したことを発表。同日、自身のSNSで明らかにしました。
インスタグラムでは「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました!」「応援してくれた皆んな、サポートしてくれた皆んなに申し訳ない!」とプロ野球復帰を断念する意向をファンに伝えました。
続けて「いくつになっても挑戦した自分に悔いなし!」「みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ!」とつづり、最後はもう一度ファンへ感謝の言葉で締めました。
コメントには「勇気と感動をありがとう」「感謝しています」など新庄氏の挑戦を称える声が寄せられました。また、ツイッターでは「新庄剛志氏」がトレンド入りしたほか「いくら歳を取っても戦いが終わっても剛志は俺たちのスーパースター」「トライアウトお疲れ様でした!」といったねぎらいのツイートも多くみられました。
過去には阪神や日本ハムで活躍し、メッツなど大リーグでもプレーした新庄氏。15年ぶりの復帰を目指したトライアウトでは日本ハム時代の背番号1のユニホーム姿で登場し、4打席で左前タイムリーを放つなど存在感を発揮しました。
トライアウトを終えた直後に「6日間でオファーが来なかったら僕はもう野球は終わりです」と再引退を明言していましたが、残念な結果となってしまいました。