東京都大田区内を走行中の京急空港線の急行電車内で２６日夕、乗客のすし職人の５０歳代男性が荷物から包丁を落としたことにより、これを見て驚いた他の乗客が「非常用ドアコック」を使ってドアを開け緊急停車したことが判明しました。ネット上でも様々な声があがっています。
事件があったのは２６日午後６時４０分ごろ、東京都大田区の京急線穴守稲荷駅近くを走行中の急行電車の中で、「刃物を持った男性がいる」と１１０番通報がありました。
載っていた乗客が驚き、非常用ボタンを押したことで電車は緊急停止。駆け付けた警視庁蒲田署員が、刃物を所持していた男性の身柄を確保し、同署で事情を聴いたといいます。乗車していた乗客は避難し、けが人はいなかったことがわかっています。
同署によると、刃物を所持していた男性は５０代の寿司職人だったことが判明。「神奈川県内の店舗から都内の店舗に異動になり、包丁などの道具を持ち帰っているところだった」と説明したといいます。男性は刺し身包丁や洋包丁、出刃包丁の３丁をナイロン製の巾着にさやをつけた状態で持っていたようですが、職人道具とはいえ非常に恐ろしいですね…。point 224 | 1
ちなみに、酒を飲んで座席で寝ており、袋から包丁が落ちたとみられるとのことです。この騒ぎで、京急空港線は上下線で一時、運転を見合わせたようですが、これら一連の報道にネット上ではこんな声があがっていました。
「息子が登校中の満員電車の中で、フグ職人が袋に入れていた包丁で足を刺された事がありました。新聞などで包んだが満員電車で刃先が貫通し刺された状況でした。満員電車でそんな状態で持ち歩いている事に耳を疑いました。」
「仕事道具の包丁を持ち歩かなければならない事情もあるでしょう。 そんな大事な物を落とさないようにして欲しいですね。」
「事件でなくて良かったですね。でも大事なものを落とさないでほしい…」
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