金魚といえば、なじみ深く、とても身近なペットというイメージがあるのではないでしょうか。
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お祭りなどでは金魚すくいが定番で、小さい子から大人まで楽しめます。
簡単に飼うことができるので、以前飼っていた、今現在飼っている方も多いと思います。
ひとくちに「金魚」といっても、その種類は実は様々です。品種によって値段も違いますし、特徴を知ると、飼ううえで役に立つと思います。
「和金(ワキン)」
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誰もが「金魚」といってまず思いつくのが「和金(ワキン)」でしょう。お祭りの金魚すくいでもおなじみの品種です。
日本にはじめて来た金魚なので「和金」と名付けられました。
原種に近いので、体が丈夫で長生きするのが特徴で、誰でも飼いやすい品種です。金魚すくいですくってきて持ち帰り、飼ったことがある人も多いかと思いますが、大きいものだと25センチにもなります。値段も安く飼い方も簡単なので、初心者にもおすすめです。
「出目金(デメキン)」
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「出目金(デメキン)」も最近では金魚すくいで見かけることが多い品種です。左右に飛び出した目が特徴で、愛嬌のある姿から人気のある種類です。和金と同じように、飼い方は難しくありませんが、出目金の特徴である飛び出した目はデリケートなので、傷付けないように注意してあげましょう。
「琉金(リュウキン)」
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「琉金(リュウキン)」は和金から生まれた個体で、丸みを帯びた体と長い尾びれが特徴です。飼い方は和金と同じように簡単ですが、個体によって数百円から数千円と値段にかなり差があります。色や形、尾びれの様子など、見た目の美しさで値段が変わってきます。
「ランチュウ」
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「ランチュウ」は「金魚の王様」とも呼ばれています。その特徴はなんといっても頭部にある肉瘤(にくりゅう)です。肉瘤の発達具合が主に鑑賞の対象となり、値段も数千円のものから、高いものだと数万円、それ以上の値段が付くこともあります。
金魚はどう飼えばいい?
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金魚といえば金魚鉢がかわいらしくて人気ですが、実はあまり飼育には適していません。水槽やかめ、池などでも飼うことができます。水温の変化に強く、外で飼うこともできます。ただし、急激な水温の変化には弱いので、室内で飼う場合には25度前後がいいでしょう。
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エサの時間を決めてあげるなどすると覚えて寄ってくるようになるなど、人に慣れるので育て甲斐がありますし、愛情も湧いてくると思います。
寿命は平均10年ほどといわれていますが、長生きするものだと20年も30年も生きることがあります。大切に育てればそれだけ長生きしてくれます。