ある公立中学校で、長期休み中に防犯カメラがトイレに設置されました。学校で陰湿で残酷ない◯めや暴◯の多くが、トイレで行われているという理由からです。
しかし保護者たちからは「プライバシーの侵害」という批判の声が殺到しているようです。
この話題は世界でも注目を浴びているようです。
問題となっているのは、ダラム州ダーラム市にある公立中学校です。夏休み中、トイレの共同部分の天井に内緒で防犯カメラを設置したらしく、この学校に子供を通わせておる多くの保護者が激怒しているようです。
「生理がある女の子がかわいそう」「無断撮影は違法だ」「プライバシーの侵害だ」など抗議の声があがっています。
これに対し、学校長は、“トラブルが起きたとき以外は防犯カメラの映像は見ないこと” “録画の対象は個室ではなく共有部分のみであること”を理由に「い◯めなどの陰湿な行為が起きない安全なトイレにすることが目的。ぜひご理解とご協力を」と話しています。
さらに「極秘の設置は学校運営に関する州の規定でも許可されている」と反論しました。続けて、雰囲気の悪い子たちがたむろしているせいでトイレに行くのが怖いという声が、以前から上がっていたことを説明しました。
この話題を伝えた『ノーザンエコー』紙電子版には、読者からたくさんのコメントが寄せられました。保護者たち同様「生理もあるし、中学生の女の子にこれはキツイ」「何でも監視、監視って学校は刑務所か」といった声が目立ちました。
一方で、学校側に理解を示す人もおり「公共トイレに防犯カメラは付き物。個室じゃなければ無断設置でも違法性はない」「いじめ防止や安全な利用のためという目的は優先されるべき」と賛成する声も多くあがったようです。
学校トイレが、集団による陰湿で危険な行為のい◯めの温床となりがちなことは、多くの人が理解しています。ですが、トイレや体育館の裏などの“死角”を監視するだけでは、い◯めはなくならないでしょう。
い◯めに対しての学校側の積極的で熱心な介入と正しい導きが何より求められているということを、学校側もしっかりと理解してほしいですね。
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