「僕はHIV感染者だ」
酔った勢いで見知らぬ男性と一晩を過ごした女性。彼女は取り返しのつかない自分の行動を後悔すると同時に男性を憎んだのでした。
そして現実を受け入れられず、その場で大声で泣き出しました。
最近、中国のウェイボには、女性がホテルの部屋の隅にしゃがんで泣いている姿が映った短い映像が公開されました。
公開された映像の中には服を着ていないまま、白いタオルで体を覆っている女性が悔しそうに大声で泣き叫ぶ姿がありました。
女性は映像を撮影する男性に向かって怒りながら泣き叫んでいる声が聞こえました。
一体、どんな事情が隠されているのだろうか。
現地メディアによると、映像に登場する匿名の女性はお酒に酔って、見知らぬ男性と一緒に一晩を過ごしました。
ところが、男性は衝撃的な事実を打ち明けました。ｓれは、自分がHIVに感染しているということでした。
その言葉を聞いて頭の中が真っ白になった女性は、その場に座り込んでどうすれば良いのかが分かりませんでした。
「なぜ事前に言わなかったのか。私の人生はこれからどうするの」と男性を責めました。しかし、既に遅かったのです。もしかしたら自分もHIVに感染するかもしれないという恐怖に限りなく嗚咽していました。
その映像がウェイボに公開され、中国のネットユーザーたちは大きな衝撃に一瞬で映像は広がり、映像の真偽の論議も続いていました。
映像が撮影された時期や場所などの具体的な情報は知られていない上、元の動画は削除された状態であるからです。
一方、HIVは免疫細胞であるCD4陽性T-リンパ球が破壊され、人体の免疫力が低下する感染性疾患を誘発するウイルスです。
HIVに感染しても明確な症状はありませんが、免疫力の低下につながった場合、肺結核、肺炎などの合併症が生じながら、エイズ（AIDS）に発展することになります。