現在、アジアを中心に感染が広がっている新型コロナウイルス。感染の疑いがある方は拡大を恐れ、積極的に検査を受ける方もいれば、残念ながら検査を拒否している方も多くいます。中には病院に運ばれたものの、そのまま逃走をはかった若者もいるというので、ウイルス拡散は深刻化するばかりです。

新型コロナウイルスに感染の疑いの若者が病院から逃走した？

それは韓国での出来事。別名「コロナ19」とも呼ばれている韓国では現在、新型コロナウイルスの感染拡大が深刻レベルにまで引き上げられ、韓国人の入国を受け入れない国も続々登場するほどです。そんな中で、とある20代の男性が2月22日の16時ごろ、大型書店で突如倒れ病院に救急搬送されました。しかし、その後男性は目を覚ました後、マスクと手袋を病院から盗み逃走をはかりました。point 266 | 1

この件で病院は警察に通報。新型コロナウイルスの疑いがあった男性に他の誰かが接触しないよう、30人あまりの警察官が動員され、男性の行方を追いました。男性のスマホも電源が切れており、連絡する手段がありません。長時間の捜査の中、20時45分ごろに男性が戻って来たと病院から連絡があったことで、警察は捜査を終了しました。point 210 | 1

逃走した言い訳が幼稚すぎる？

警察側は男性が病院に戻って来たことに安堵したものの、なぜ逃走したことについて尋ねた際、男性のその言い訳に思わず呆れてしまいます。それは「病院側が僕に目を反らしている間に病院の裏口に出てタバコを吸っていた」といったものでした。さらにはスマホの電源を切っていた理由については「両親と連絡が取れたので(その後どこにも連絡をする必要がないと思い)電源を切った」といった趣旨の発言をしています。point 262 | 1

どこをどう見ても検査を拒否したいがために逃走をしたのが丸わかりなので、実に苦しい言い訳なのですが、男性はその後陰性と診断、自宅に帰宅することになりました。警察は男性がもし嘘をついていたことが正式に明らかになった際には処罰を検討するとしています。30人あまりの警察官を出動させたその労力は一体何だったんだろう…と、警察側もため息をつかずにはいられません。point 232 | 1

まとめ

このように、新型コロナウイルスの疑いがあっても検査を拒否した挙げ句逃走をはかるといった残念な方もいるようですが、結果的に陰性であったから良かったものの、もし陽性であれば、逃走している間に、いつ、どこで、誰と接触したのかと考えるとゾッとしてなりませんね。