国際結婚に憧れる!国際結婚して目がクリクリの可愛いハーフの子供が欲しい!なんて思ったことのある人は多いのではないでしょうか?今どきSNSなんかで世界中とつながれるので、国際結婚のハードル自体は低くなっています。でも実は離婚率が高いんです・・
国別離婚率の紹介!どこの国との国際結婚が一番離婚しているの?
国際結婚には、日本人男性×外国人女性、日本人女性×外国人男性、の組み合わせがあります。このどちらのパターンも入れて、ランキング形式で離婚率の高い順に発表していきます。ちなみに、これは厚生労働省のデータです。もちろん結婚している分母数が違うので単に離婚率だけを見て何かを判断するのは難しいですが、今回それは無視して単純に離婚率=離婚数/結婚数という定義で紹介していきます。
あとわかりやすいように、日本人男性の場合も日本人女性の場合も日本人の方を先に書きます。「日本人〇性×外国人〇性」という形です。それではランキング形式で発表。
①日本人女性×フィリピン人男性(70%)
②日本人女性×タイ人男性(60%)
③日本人女性×中国人男性(47.5%)
④日本人男性×韓国人女性(45.5%)
⑤日本人男性×アメリカ人女性(41.5%)
離婚率が高い組み合わせはこんな感じ。
逆に、離婚率が低い組み合わせも紹介しておきます。
①日本人女性×イギリス人男性(21%)
②日本人女性×ブラジル人男性(25%)
③日本人女性×アメリカ人男性(26%)
④日本人男性×ブラジル人女性(31%)
⑤日本人男性×中国人女性(35%)以上のようになります。
ここからわかる傾向を次章で紹介します。
国別離婚率から見えてくる傾向とは?
まず離婚率の多い組み合わせに関しても、少ない組み合わせに関しても「日本人女性×外国人男性」の組み合わせが多いです。これはやはり、世界の多くの国で女性が男性に合わせる傾向にあるからでしょう。つまり男性はどこの国の女性と結婚しても基本的に自分のスタイルで生活や仕事を行いますが、女性は男性に合わせることが多いです(もちろん一概には言えませんが、そういう傾向がある)。そのため、女性は結婚相手の国によって大幅に離婚率が変わると考えられます。
具体的な国に関しての傾向は、「日本人女性×アジア人男性」の離婚率が高く、「日本人女性×欧米人男性」の離婚率が低いです。この理由には文化的な問題もあるでしょうが、もっと大きな問題が潜んでいそうです。具体的には次章で紹介!
やっぱりお金?文化や価値観を超えた金銭問題
離婚率が高い組み合わせも低い組み合わせも、「日本人女性×外国人男性」。そして、「日本人女性×アジア人男性」の離婚率が高く、「日本人女性×欧米人男性」の離婚率が低いということでした。欧米人男性はロマンチックでレディーファーストなので、女性を喜ばすのが得意なのかもしれません。こういった理由はもちろんあるでしょう。
しかし、それだけのことでここまで離婚率に差が出るでしょうか。アジア人男性も日本人男性よりは感情表現がストレートで、レディーファースト的な傾向はあります。ではなぜなのか。ずばり金銭的問題、生活水準の問題でしょう。付き合っていた頃は「お金なんて関係ない、愛さえあれば」と思っていても、いざ結婚すると子育てや生活水準が気になり始めます。
アジアの賃金水準だと日本で生活するのは厳しいので、相手国で結婚した女性が日本に戻れなくなることが多々あるのです。たとえば、フィリピンの賃金水準で貯蓄をしようと思っても、日本円にすると全然貯まらないことになります。現地で生活する分には問題ありませんが、将来的に日本に戻りたいなら厳しいですよね。あとは、夫婦で日本に来て仕事に就いた際にも、どうしても格差は出てしまいます。実際に国際結婚して離婚した人たちの体験談など見ていても、こういった現実的なシビアな問題が浮き彫りになっています。
まとめ
国際結婚後の離婚率を国ごとにまとめ、離婚率が多い国、低い国の何が違うのかを考察してきました。そこからわかったことは、離婚率が高い組み合わせも低い組み合わせも「日本人女性×外国人男性」の組み合わせで、その理由は女性は相手の男性に生活を合わせることが多いから。そして、具体的に国によって差が出るポイントは、シビアですが経済的問題、ということでした。愛は国境を超えるけれど、賃金水準は国境を越えません。