日常には思わぬ危険が多く潜んでいますが、消費電力についての表示を見ても、わずかな電流しか流れていないと思われがちなスマートフォンやゲーム機。しかしそれによる感電死事故は、今日も世界のどこかで起きています。先日あるゲーマーの男性が翌朝、遺体で発見されました。
先日、タイのチョンブリー県で、毎晩のオンライン・マルチプレイが習慣になっていた25歳のある男性ゲーマーが、布団のなかで無念の感電死を遂げて翌朝発見されました。先月27日夜までは元気だったという男性ですが、いったい男性の身になにがあったのでしょうか・・・。
この男性は、翌朝、掃除のため部屋を訪れた57歳のおばにより心肺停止の状態で発見されました。脂肪した男性の枕元には、ゲーム機やスマートフォンが複数台散乱していたそうです。それらのコードは大型の延長コードにまとめて接続され、スマホ1台は充電中だったそう。もう1台から出たイヤホンは男性の耳に差し込まれていたといいます。point 214 | 1
この遺体となった男性の変わり果てた姿を最初に発見したおばは、メディアの取材にたいし「呼びかけても返事をせず、まったく動かない甥に嫌な予感がしました」「充電中のプラグのすぐそばにあった左手が紫色に変色していて、手首にもやけどのような赤い跡がありました」と答えています。
事故原因について現在さらに詳しい調査が行われていますが、男性は「毎晩ゲームをしていて寝落ちする」と普段から話しており、家族はその度に眉をひそめていたそうで、その日も例外ではなかったようです。まさかゲーム機からの感電で命を落とすとは我が身に起こるまでは誰も想像していませんが、身近に危険が潜んでいるということですね。point 214 | 1