ダニ
写真:dog.petpetnx.com
ダニにはいろいろな種類が存在する。世界で約2万種と言われている。比較的小型のものが多く、大きいものでも1cm程度。
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ダニに刺されると身体(非露出部が中心)に対称はなく赤いブツブツが出来てかゆくなる。人に依って真っ赤に大きく腫れてとても痒い人と刺されても刺し跡だけで全然痒くない人まで反応は様々。
ドクイトグモ
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ドクイトグモの成虫の体は、3.8cm程度まで大きくなる。成虫には特徴的なバイオリン模様(腹側)がある。主にアメリカに生息。
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ドクイトグモに刺されると、すぐには痛みが生じないが、約1時間以内にかみ傷の周辺に痛みを生じることがある。痛みは激しく、傷のある領域全体が赤くなったり、あざができたり、かゆみを生る。体の他の部分もかゆくなる。その後、赤くなった部分には、水疱ができ、水疱は大きくなって血液がたまり、破裂して開放性のびらん(潰瘍)を形成し、大きなクレーター状の瘢痕(はんこん)を残す。吐き気、嘔吐、痛み、疲労感、寒気、発汗、血液の病気、腎不全がみられることがあるが、死に至ることはほとんどないそうだ。
セアカゴケグモ
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セアカゴケグモは、有毒の小型のクモの一種。本来日本国内には生息していなかったが、1995年に大阪府で発見されて以降、その他いくつかの地域でも見つかった外来種である。
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セアカゴケグモに咬まれた部位は、ちくっとした痛み、あるいは激しい痛みを感じる。その後、咬まれた場所が腫れ、全身症状(痛み、発汗、発熱など)が現れる。手当てが遅れると毒素の効果により皮膚が腐っていくことがあるため、咬まれたら、特に子供は、医療機関での早急な診察が必要である。
ノミ
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ノミは世界のあらゆる場所で確認できる生物。体長約2mm、運動機能にすぐれ、跳躍距離は体長の約60倍、そして約100倍もの高さに飛び上がることができるという。飽血時には体重の約20倍もの吸血する。
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ノミに刺されると、ノミに刺された痒さは蚊の比ではないという。ただやはり個人差があり、人によっては赤く腫れ水ぶくれ状態となる場合もあるが、人によってはたいしたことない場合もあるそうだ。
ヒアリ
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最後はヒアリだ。地域の生態系に重大な被害を与える種を侵略的外来種ワースト100にも指定されているヒアリは、南アメリカから北上し、その勢いはとどまることをしらない。農業被害やインフラ被害等、多様な被害を出し、その被害額は年間50~60億ドルにも上るそうだ。
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ヒアリに刺されると、刺傷による健康被害は甚大で、ヒアリの毒に含まれるタンパク質によって過剰なアレルギー反応を起こす人も少なくなく、現在では年間約100人程度の死者を出している。