愛情か、虐〇か…。
ペットとの付き合い方を考え直すタイミングかもしれません。
我がペットを可愛くしたいという飼い主の願いが、ついには整形手術までペットたちに及ぶようです。
「飼い猫に整形手術を施した飼い主」
飼っていた猫の顔が気に入らないと、整形手術をした飼い主が論争になっています。
とある中国人飼い主によって整形手術された猫の写真。イギリスの日刊紙によると、この飼い主は猫の顔が気に入らないと近隣の動物病院を訪れます。
この飼い主が気に入らなかったのは猫の垂れ下がった眼。
飼い主はその目を指摘しながら、動物病院にて整形手術を要求し、無理やり飼い猫を二重にしました。費用はおよそ16.5万円だったそう。
飼い主の都合により二重になった飼い猫。
その眼の周囲は痛々しく赤く腫れあがり、まだ糸が残っているのが見えます。
この痛々し気な猫の写真に動物虐〇を訴える声が多く、特に猫愛好家や動物保護団体からの批判が殺到しました。
動物病院側も「ペットショー参加のための整形手術が増えている」とし、「不必要な手術は健康上の危険を伴い、また、手術されたペットは生涯不便さを背負って生きていくこととなる」と指摘しています。
「激太りした飼い犬を捨てた飼い主」
また、これは太ったという理由で捨てられた犬の話。
アメリカ・カリフォルニアの道端で遺棄されていた写真の犬。動物保護団体に救助された時には52㎏もあり、元来中型犬程度の大きさというのが信じられないほど。
歩けば擦れて腹部が傷つくほど肥大化しており、写真をみても、腹部の一部が傷ついているのが分かります。
のちに遺棄した飼い主からの話によると、捨てた理由は、まさにその異常な肥満体型のせいだとか。共に過ごした9年間をわすれ、太ったという理由で遺棄。
しかし、保護後、病院での検査結果は甲状性機能低下症。食生活怠惰による肥満ではなく、病気によるもの。
また、この病気は薬を定期的に服用させるだけでも、ここまではひどくはならないもので、現に保護団体による庇護のもと33㎏まで減量したそうです。
ペットの健康管理をほったらかすだけでは飽き足らず、道端に捨てた飼い主。
ペットとの付き合い方を改める必要がありそうです。
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