バレーボール男子の日本代表選手として2021年の東京五輪に出場した藤井直伸（ふじい・なおのぶ）さんが10日に死去したことが明らかになりました。31歳という若さだったとのことです。お悔やみ申し上げます。
所属するVリーグ1部の東レと、日本バレーボール協会が12日に発表したもので、藤井さんは昨年2月に自身のインスタグラムで「胃がんのステージ4」であることを公表していました。宮城県出身。宮城・古川工高から順天堂大を経て東レ入りした藤井は、2017年から代表に選ばれ、攻撃を指揮するセッターとして活躍しました。
昨年2月に「胃がん ステージ4」と診断されたことを明らかにしていたが、その後はSNSで前向きな姿を発信し、「この病気に打ち勝つという強い意志」を示しつつ、気丈に闘病を続けていたといいます。胃がん公表時は「前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っている」とつづっていました。
東レは現在、V・ファイナルステージ進出を懸けた激しい順位争いを展開中。3月12日（日）に大阪府堺市で行われた試合で今季21勝目をマークすると、メンバーは藤井選手の背番号21が入ったユニフォームを誇らしげに掲げました。若く才能あふれる名選手の訃報に、SNSなどで悲しみの輪が広がっていて、ネット上ではこんな声が上がっています！
「藤井さんが病に立ち向かい前向きな言葉で決意を示された事は、多くの方を励ますものであったと存じます。藤井さんに、心から哀悼の意を捧げます。」
「本当に残念です。 昨年の２月に胃がんステージ４を公表して 僅か１年での訃報。 病症をインスタで報告されて応援してたけど 本当に残念でショック。」
「とてもショックです。 SNSなども更新されてるようだったので、このまま良くなられるんじゃないかと期待していました。 ご冥福をお祈りします。」
活躍ぶりを知っていただけに、大変残念でなりません。お悔やみ申し上げます。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止（違反時の法的措置）]