国会欠席の懲罰として8日の参院本会議での陳謝が決まっていたNHK党のガーシー参院議員は7日、訪問先のトルコで、8日までには「帰国しない」と述べ、本会議を欠席することを明らかにしました。これにより「除名濃厚」となり波紋を呼んでいます!
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議場での陳謝処分は2月に決定し、ガーシー議員は陳謝に応じる意向を示した上で、日本へ向かう前には、滞在先のUAE・ドバイから大地震で甚大な被害が出たトルコに被災地支援で訪れていたのですが、7日に現地で複数のメディアの取材に応じ、
「帰国はしません。今日、チャーター用意していただいた方にもお断りを入れ、陳謝動画の方を立花党首の方にお渡ししました」「8日に帰国することは時期尚早と自分の中で判断しました。もちろん(いずれは)日本に帰国します。それは間違いない。除名されたとしても帰国します。」などと宣言しました。その理由については、「トルコの現状を見てまだ何もできていない」ことを挙げ、
「惨状を見た以上、自分ができることはキチッとやってから帰りたい。あと、警察当局も含めまだ見えないところが多すぎる。」などと帰国後の逮捕を恐れているかのような発言をしています。そのうえで、これまで受け取った歳費はすべてNHK党に渡すとした上で、「帰国して国会で議員たる仕事をするまでは、一円も受け取る気はありません」と述べたガーシー議員ですが、帰国のドタキャンについては社会人としてもどうなのでしょう…。
ネット上ではこんな声が上がっています!
- 地震直後に行ったならまだしも、帰国の期限が迫った途端に被災地がどうのこうの言い出したところでどうにもならんわ
- 散々帰るだの何だのと言っても結局の所びびっているだけ
- 帰って来なくていいから政界がひっくり返る様な暴露はよ
- グダグダ言い訳してるけど逮捕されたくないから帰国しないんでしょ。議員資格剥奪の次は旅券失効だね
懲罰として「議場での陳謝」が行われる参院本会議を欠席したことで、今後、与野党から、除名を含む重い処分を求める意見が出てくるのは避けられない情勢でしょうね…。
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