去年(2022年)の出生数が速報値で統計以来初めて80万人を割る79万9728人と過去最少となったことについて、磯崎官房副長官は先ほど、会見で「少子化は危機的な状況であると認識をしている」と述べました。少子化の加速ににネット上でも意見が寄せられています。
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会見で「少子化は危機的な状況であると認識をしている」と言及した磯崎官房副長官。去年1年間に生まれた赤ちゃんの数が初めて80万人を下回ったことが明らかとなり、「個々人の結婚や出産、子育ての希望の実現を阻むさまざまな要因が複雑に絡み合っている」との見解を示しました。
なお、子育て世帯によく話を聞いてみればその背景には、「2人目の壁」があるようです。神奈川県内に住む会社員の佐藤さん(仮名・36)。仕事と子育てを両立しながら、夫(37)と5歳の長男の家族3人で充実した毎日を過ごしていますが、今は2人目以降の出産に“ためらい”があるといいます。
「子どももう1人作ろうとなったときに、すぐ授かれるのか。(不妊)治療とかをするとなると自分の体の負担も出たり、物理的な時間の拘束もありますし、費用面みたいなところもあります」
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国の調査では、希望する人数の子どもがいない夫婦に理由を聞くと、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が最も多く、全体の52.6%に上りました。
磯崎官房副長官は、「こども政策担当大臣のもとで子ども・子育て政策として充実する内容を具体化をし、6月の骨太の方針までに将来的な子ども予算倍増に向けた大枠を提示することとしており、今後とも少子化対策にしっかりと取り組んでまいりたい」と述べました。
少子化を食い止めるため、子育て世代の不安にどう寄り添えるかが、鍵を握っていますね。ネット上ではこんな声があがっています!
「少子化の危機なんて昔から教科書に載っている事なのに、与党政治家が誰もまともに取り組まなかっただけ。 火がついてから騒ぎ始めるなんて、政治家としては質が悪すぎる。」
「何を今更。 私が子供の時だった20年以上前からずっと少子化は言われてきた。 なぜこのようになったのか。それは、子育てを終え、終活を見据えた国会議員が自分達の老後が豊かになるような私利私欲を優先した政治をしてきたからだと思う。」
「少子化が危機的なんて、誰でも知ってる。正直、政府の政策はわざと日本を滅ぼそうとしてるの??と思うこともしばしば。」
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