instagramのストーリー機能を用いて店内で悪ふざけをする、いわゆる「バイトテロ」の動画が立て続けに拡散され、騒動になっていますが、8年前にも似たような騒動が相次いだのは今でも記憶に新しいです。当時はTwitterが普及したことから「バカッター」と呼ばれていましたが、バカッター達は現在どうしているのでしょうか?
バカッターの現在は?
ステーキハウスで冷蔵庫の中に入ったバカッターの現在
2013年にステーキハウス「ブロンコビリー」にて、アルバイト店員が店の冷蔵庫に入り込む写真をTwitterに投稿に、瞬く間に拡散、炎上する騒ぎに。店舗は閉店に追いやられました。画像が投稿された翌日には既に該当の店舗が特定され、抗議の電話、メールが殺到。挙げ句の果てに元店員の学校名や連絡先までさらされることになり、当事者の元店員はすっかり怯えてしまったそうです。その後、彼は引きこもり状態になってしまったそうです。
そば屋で食洗器に足を入れたバカッターの現在
また、「ブロンコビリー」の投稿の1ヶ月ほど前、そば店「泰尚」ではアルバイトの学生たちが厨房内の食洗器に足を入れたり、胸に店の茶碗を当てたりと、度を越した悪ふざけ画像を投稿し大騒動に。こちらも店舗にクレームが殺到したそうです。経営者は当時、該当の学生を呼び、事実確認をしても、なんと下を向いてスマホをいじっていたということ。それから店は閉店に追い込まれ破産。経営者は学生を相手に計1385万円の損害賠償を請求する裁判を起こしました。その後、約200万円で和解になったそうです。店を破産まで追い込んだにもかかわらず、騒動から8年たった今も本人からの謝罪はないそうです。
なぜ今になってバイトテロが再来している?
2013年にはバカッターが多く登場し、8年後の現在にバイトテロが再来。なぜ今になってバイトテロが多発しているのでしょうか。2013年当時はちょうど中高生にTwitterが普及したタイミングでした。そして現在は中高生にとってinstagramが主流で、ストーリー機能が24時間後には投稿が消えるという特性から、若者たちがそう深刻に考えず、面白おかしく投稿を続けているのでは、といわれています。