前澤友作氏が社長を務めるファッション通販サイト「ZOZO」
2月14日発売の「週刊新潮」に掲載された記事では、このように紹介されていました。
「ZOZO『前澤社長』の株価対策という面接官『剛力彩芽』」なる記事。ZOZOの採用面接を受けた人物の話として「面接の席には、前澤社長の傍らに剛力ちゃんもいたんです。彼女は質問というより、いかに前澤さんがすごい人かを力説しているだけでしたが」
現在でも発売中の「週刊新潮」に掲載されているこの記事をめぐって、「ZOZO」は法的措置を検討すると宣言したことが分かりました。
15日、ZOZOは公式ツイッターを通して、新潮の記事についてツイートをしました。
「事実とは異なります。当社の採用面接に役員及び社員以外が同席することは一切ございません」と完全否定。続けて「当社の名誉や事業活動に不当な損害を与える記事については、法的措置も含めた対応を検討してまいります」と宣言した。ZOZOコミュニケーションデザイン室の田端信太郎室長も同日、「週刊新潮編集部にはすでに申し入れていますが、ポータルやキュレーション、記事を引用しての情報番組等を制作する方は、ご注意くださいませ」
そこで、関係者の話によると、「新潮社内で法的措置のニュースが流れると、担当部署は急にザワザワ。『裁判上等!』という強気な態度というよりは、『おいおい、大丈夫か』といった様子でした。火のないところに煙は立たないと言いますが、今回の記事に関しては飛ばしの可能性も排除できない」
しかし一方、スポーツ紙記者によると、「名誉毀損で訴えても、この記事によって世間のイメージが悪化したか測ることは困難。前澤氏の言動の方が同社にとってはよっぽどタチが悪いですからね」との声もありました。
そこで、新潮はかねてZOZOのネガティブキャンペーンを展開していったのでした。
「背伸びがバレたZOZO『前澤社長』 プロが読みとく経営状況、実際は“赤字14億円”!?」という記事を掲載し、ZOZOは先月31日に発表した決算で、実際に14億円の赤字状態にあると結論付けたのでした。
「ZOZOが訴えるならば、確実にこっちの方。そこに反応せず、今回の剛力記事に噛み付くのですから、何をか言わんや、です(笑)。ZOZOとしては新潮のネガティブキャンペーンをどうしても止めたいと考え、法的措置をチラつかせてきたのでしょう」―同記者
このように、“法的措置”のニュースが流れたことで、剛力彩芽と所属事務所の「オスカープロモーション」の“関係”もバレてしまったのでした。
マスコミ関係者の話によると、「オスカーに面接官をしていたか否かについて問い合わせたところ『ないと聞いています』のひと言。“聞いています“と断定しきっていない部分について突っ込むと『お察し下さい』で返されたそうです。ようは剛力がどこで何をしていたか把握できておらず、制御不能ということです。彼女はオスカーではなく、前澤氏のコントロール下にあると言ってもいい」