フィリピンから日本に送還された、犯罪集団メンバー〝ルフィ〟との関係を認めた『EXIT』兼近大樹が、バラエティー番組でなんともタイムリーな役を演じたと注目を集めています。話題になったのは2月9日、「EXIT」がレギュラーを務める『THE突破ファイル』でした。
この日の同番組は『激ヤバ凶悪犯と攻防2時間SP』と、すでに内容がわかってしまう出オチのようなサブタイトルで、兼近は番組内の人気ドラマ『突破交番』に警官役でレギュラー出演しており、この日はドラマの最新作が放送されました。今回のストーリーは、1週間に3件もの頻度で起こった、女性を狙った連続強盗事件を捜査するというもの。最終的には事件を解決し、兼近は英雄的警官となったのです。
しかし、タイミングがタイミングだけに、この放送は視聴者をザワつかせています。それは兼近は、送還された連続強盗殺人の指示役ルフィだと言われている渡辺優樹容疑者と、12年に窃盗で共に逮捕されていたことが判明しています。10年前のこととはいえ、国際的な犯罪集団との関わりに、世間は騒然としました。兼近自身も、1日に自身のYouTubeで配信を行い、現在の関係は否定した上で、過去に知り合いだったことを認めています。
そんな兼近が強盗犯を捕まえるという、皮肉にしてタイムリーすぎるドラマ内容は、当然ながら大きな話題になり、ネット上には、「連続強盗はやばいだろ」「女性ばかり狙う連続強盗犯って狙ってるだろ」「このタイミングでこれがOKと判断した日テレよ」といった声が相次いでいました。
兼近は19年にも過去の逮捕歴が明らかになりましたが、当時は正面からこれを認め、批判も甘んじて受け入れると宣言しています。芸風同様の堂々とした対応を見せましたが、今回は歯切れの悪い釈明が続き、評判を落としています。ネット上にも、今回は事件が大きいだけに、過去に関与していただけでもメディアに出すべきではないといった疑問が噴出しています。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]