常用漢字って知ってる?
「常用漢字」とは、法令、公用文書、新聞、雑誌、放送など、一般の社会生活において現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安であり、一般の社会生活における漢字使用の目安として定められた、2136種の漢字のことを言います。当用漢字に代わるものとして、1981年に内閣告示、2010年には改定もされています。
その名の通り、私達日本人が日本で生きていく上で使う機会の多いであろう常用漢字ですが、実際読んでみると常用とは言い難い難読な漢字があるってご存知ですか?何となくでスルーして生きてる人はきっと多くないはずです。ここであなたの常用漢字力をチェックしてみましょう。これから紹介する漢字の読み方と意味が分かるでしょうか?
示威
なかなか使わない表現ですが、意味を知れば分からなくもないという漢字です。今日ここで知った方は明日苦手な上司に使ってみましょう。答えは一番下へ。
愁い
漢字の中に「秋」「心」という文字が入っていますね。一度は耳にしたことがあるという方が多い読み方です。答えは一番下へ。
遊説
イメージが大ヒントです。しかし何故こんな漢字なんでしょうか。不思議です。答えは一番下へ。
落款
本当に常用漢字?と疑わしく思う気持ちも分かりますが、これも常用漢字です。難易度はかなり高いですね。答えは一番下へ。
手風琴
これもイメージが大ヒントです。というよりほぼ答えです。答えは一番下へ。
陵
最近は観光する方も多いそうです。響きがとても素敵ですね。答えは一番下へ。
今暁
冬の方が空気が澄んでいて綺麗に見える気がします。だからこそ初日の出は格別なのでしょうね。答えは一番下へ。
花柳界
華やかに見えますがとても厳しい世界なのでしょう。それを示すように漢字にも「花」という言葉が入っています。答えは一番下へ。
嗣子
今はあまり気にしない家庭も増えてきていると思います。答えは一番下へ。
唾棄
見たままという感じでしょうか。出来れば一生されたくないですね。答えは一番下へ。
答えはこちら
示威(じい)…威力を示す事
愁い(うれい)…心配、悲しみ、嘆き
遊説(ゆうぜい)…意見・主張を各地に説いてまわること。特に政治家が各地を演説してまわること
落款(らっかん)…かき上げた書画に筆者が、自筆で署名しまたは雅号の印を押すこと。その署名や印
手風琴(てふうきん)…アコーディオン
陵(みささぎ)…天皇・皇后などの墓
今暁(こんぎょう)…今日の明け方、早朝
花柳界(かりゅうかい)…芸者・遊女などの社会
嗣子(しし)…親のあとをつぐ子、跡取り
唾棄(だき)…つばを吐きすてること、非常に軽蔑して嫌うこと
いかがだったでしょうか?こんな漢字いつ使うんだと思う方もいるかも知れません。しかし、「常用漢字」というくらいですから、社会人が持つ常識として、覚えておいて損はないはずです。
[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止(違反時の法的措置)]