習慣的にスマホをいつも手に持っていた18歳の少年は、最終的に、視力に大きな問題が生じてしまいました。
2月1日(現地時間)、オンラインメディアのオーマイゴッド台湾は、スマホを長時間に渡って使用していた結果、「白内障」にかかってしまった少年の話を紹介しました。
中国のシンジュ市で眼科医として働いている男性のチェン・インサン(Chen Yingshan)はインタビューを通して、青少年のスマホ使用問題に関して批判していました。
彼は最近、自分を訪ねてきた患者のうち、匿名の18歳の少年の一人が特に記憶に残っていると言います。
話によると、少年はしばらく前から不思議なことに、視界がぼやけ始めたそうです。
視力の状態がますます深刻になり、かなり不快感を経験した少年は、チェンが働く眼科を訪れることにしました。
検査の結果、少年は眼球に早期老化が進行していることで、白内障まで生じた状態であったことが分かりました。
白内障とは、眼球の水晶体が混濁となり、光を適切に通過させない疾患で、視界がぼやけて見える症状が現れます。
この白内障は通常、60代以上の人に良く見られる症状であり、老眼症状がある代表的な老人疾患の一つであるのです。
まだ若い10代の少年が、白内障にかかったという事実には、チェンは異常であることを感じました。
結局、チェンは少年に事情を尋ねた結果、その発病の原因を推測することができたのです。
その原因はやはり、頻繁にスマホの使用に問題がありました。
実は、少年は少なくとも一日には4時間以上、スマホを使用していたことが分かりました。
これにより、スマホの画面で発生するブルーライトに過度に露出されてしまい、水晶体に悪影響を及ぼした結果、白内障にかかったとのことでした。
白内障は通常、薬を服用するだけで完全に治療が不可能であるのです。
よって、この少年は手術まで考えなければならない状況に置かれたのでした。
眼科医のチェンによると、「患者の普段の生活習慣を聞いて、手厳しく警告した」、「特に週末など、家にいる時は絶対に長時間、スマホを使用しないでほしい」と伝えました。
ネットでは…
「4時間だけでそうなるの?」
「最近は、いろんな老人の病気が青少年に見られるな…」
「怖い…スマホ依存は本当に怖い…」
「4時間だけで危険なの…仕事でパソコン使う人は?」