西川口で５０年間愛されてきた鮮魚店である「魚勝」
突然に閉店のお知らせが貼られました。
しかし、閉店のお知らせの横に、清水の次郎長を名乗る客からの貼り紙が発見され、感動と共にネットでは大きな反響を呼びました。
果たして、どんなメッセージだったのでしょうか。
埼玉県の川口市にある老舗鮮魚店の「鮮魚 魚勝」
西川口駅西口から徒歩7分で着く場所にある魚勝は、58年間も営業を続けてきて、地元で愛されてきた魚屋です。
魚勝の人気の商品と言えば、特大の鮭と、美味しいと大評判の刺し身です。
開店前から行列ができるほどの地元では超人気店。
しかし、2016年2月、「鮮魚 魚勝」は突然、58年の歴史に幕を閉じることにしたのです。突然の閉店ということで、閉店のお知らせの張り紙には、「諸般の事情」と書かれていました。
そこで…なんと！
閉店した2日後、“清水の次郎長”を名乗る人物が、「魚勝」宛てにメッセージを書いた張り紙を閉店のお知らせの横に貼っていました！
魚勝様
知って居ますよ。刺身の味を百名以上並んで買った思い出も
包丁一筋半世紀、旦那が病いに何度か伏しても立ち上がり
包丁を又握って下さった魚勝の刺身は私共庶民の倖わせな味でした
店が閉じられとても悲しいです
明日も元気な夫婦、魚勝の声が聞こえてきそうな未練です
永い間の感謝に心をこめて
ありがとうございました
平成二十八年 二月十八日 清水の次郎長
引用：soudasaitama.com
西川口の行列のできる魚屋さん魚勝さんが突然閉店してびっくりしていた最中、今日お店の前を通ったら閉店の貼り紙の横にこんな貼り紙が。魚勝さんを利用した事はない私ですが、ご近所にとても愛されていたんだなと目が潤んだ。 pic.twitter.com/ld8ZV3kK7W
ADVERTISEMENT — じろう (@iwakawakenjirou) February 19, 2016
地元の人たちに愛されてきたことがよく分かるメッセージでしたね！
きっと中には、自分が子どもだった頃から魚勝の鮭や刺し身を食べて育ち、そして、大人になったら、自分の子どもにも魚勝の鮭や刺し身を食べさせた人がたくさんいるのでしょう。
愛するお店が閉店したのは非常に残念なことです。
しかし、感謝の気持ちをこのように表してくれたメッセージには、本当に感動をします。
感謝と残念の気持ちを伝えずにいられなくなる常連客、
「魚勝」は、本当に愛されながら営業していたのですね！
ネットの反応…
「ザ・庶民の味方のようなお店が閉店してしまうのは淋しい」
「ホンマにいいお店やったとわかるわ」
「清水の次郎長の署名の下に捺印もしてあってくすりと来た。」」
「ウチの近所の魚屋さんを思い出した」