セルフカットは、ちょっとしたコツでカンタンに挑戦できます。なんといっても好きなときにカットできるので、行きつけの美容院が休みだった、前髪を切りたいだけで行くのもちょっと面倒だな、と考える必要もありません。必要なものを取り揃えて、美容院代の節約をしましょう。全部は無理でも、前髪なら始めやすいでしょう。
セルフカットとは?
セルフカットは自分で自分の髪を切ることですが、子供の髪の毛を家族が家で切るときにもセルフカットと言われます。
セルフカットにまつわるエピソード
セルフカットをしてみたら、やたらボリュームが増えたように感じた経験を持つ人もいるでしょう。これは、すきバサミやかみそりつきのコームなどを使い、自分ですいたりしたときに起きやすくなります。特に、もともと毛が傷んでいる場合、くせ毛の場合は注意が必要です。むやみに髪の毛をすくと、短い毛が長い毛から表面にピョンピョン飛び出してしまいます。安い美容院でも、同じような理由で髪の毛の厚みを抑えたくて切ってもらったのに、ぜんぜん変わらないどころか逆に増えているように見えるという現象が起きます。美容師によっては、髪をすくのを拒否する人もいるそうです。逆に言えば、技術がある人はすいてボリュームを落とせます。それだけ技術が必要と考えると自分で髪をすくのはできれば避けたほうがいいかもしれません。
セルフカットにまつわる噂
セルフカットをすると、髪の毛が痛むとの噂があります。髪の毛を切るときに使う、ハサミに問題があるようです。文具バサミのように髪を切る目的ではない道具を使っていませんか?本来、ヘアカットには専用のハサミを使った方が髪には優しいです。プロ仕様のものを用意する必要はありませんが、できれば文具バサミは避けましょう。文具バサミで毛束を切ろうとすると、切れるまでに髪の毛がつぶれてしまいます。傷みを抑えるには髪を湿らせる方法もあります。他にも海外の美容院は、たいてい失敗すると噂されています。日本人との髪質の違いによるものもありますが、海外で評判がよくても日本人に合わなければ失敗しやすいのは仕方がないのかもしれません。
前髪以外も全部セルフカット!難しいの?
美容院にはショートカットなら1、2ヶ月に1回は行く人が多いそうです。行く回数を減らせたらラッキーです。全部セルフカットするのは難しいのでしょうか。前髪くらいは自分で切っているという人も、全部セルフカットしている人は少数派です。後ろは見えにくいので、失敗していたとしても気づきにくくリスキーなイメージも少なくありません。もしセルフカットをしたい場合は、三面鏡や全身鏡などで後ろを見ながら切ることになります。男性であればバリカンのアタッチメントで微調整しながら少しずつカットしていく、と言うだけならカンタンです。女性の場合は男性より長い場合が多いので、毛先が見える分、少しは楽かもしれません。多少の失敗は気にしない人や、失敗しても美容院で直すからいいやという人は練習してみてもいいでしょう。しかし、前髪以上に時間も器用さも必要になってくると考えると難しいと考えたほうがよさそうです。
セルフカットのやり方
セルフカットに必要なものは、ハサミ、すきバサミ、コーム、バリカンなどがあります。初めてやる人は、まずは前髪から挑戦です。ハサミだけでまっすぐ切ろうとしても曲がってしまったり、思ったより短くなってしまったりする心配があります。そこで、まずはコームで前髪をざっとわけます。やや長いと思うところで、一度切ってしまいましょう。数回に分けて、先端に対し斜め気味にハサミを入れて切ります。あまり一気にいかないように気をつけましょう。両端は前髪の流れが斜めになるように、少しずつ切っていきます。そこから粗めのコームでとかせば、自然にバラけた前髪が完成します。一気に切ろうとすると失敗しやすいです。慣れてくればだんだん早くなってくるので、あせらず切っていきましょう。
まとめ
年に何度も通う美容院は、結構お金もかかります。セルフカットは、前髪だけならコツを掴めばカンタンにできます。コームと、できれば髪専用のハサミを用意しましょう。あとは鏡を見ながら少しずつ切って調整していくだけです。すきバサミは上級者向けなのでボリュームに困っているときは美容院を頼ったほうがよさそうです。