10月18日から、本田翼が主演を務める話題のドラマ『君の花になる』(TBS系)の放送が始まりました。そんな中、ネットではあるワードがトレンドにあがっていたことに注目が集まっています。そのワードとは『#本田翼の演技』。一体なぜ注目されているのでしょうか?
本田の役は、挫折した元高校教師。ドラマは、本田がある事情で事務所から半年後にクビ宣告をされたボーイズグループ『8LOOM』が共同生活する寮の寮母になり、“トップアーティスト”を目指す彼らを支え、一緒に目標に向かって突き進みながら、やがて教師時代の情熱を取り戻していくという“青春群像劇”となっています。
ドラマの初回終了後に、ネットではこんな書き込みがありました。《本田翼の演技に耐えられない》《本田翼の演技が下手だってことは誰もが知っているけど、自分ではどう思っているんだろう》《どうして主役張れるんだ?》などなど、ドラマの中身より、本田の演技に話題が集まっているようなのです。
本田は2011年に女優デビューをしているので、女優歴は10年を超しました。その間に出演したドラマは40本を超え、映画は18本、声優経験もあります。しかし、業界関係者から“本田翼うまいね”という声を聞くことはあまりないと、テレビ誌のライターが明らかにしています。「それでも、ちょっとずつ上手くなっている気はします。やはりもう少し経験を積んだ方がいい。特に、舞台は経験した方がいい。」(同)と語っていました。
これだけ演技力についてあれこれ言われてしまう本田をドラマに起用することについて、制作サイドはどう考えているのでしょうか。元毎日放送のプロデューサーで同志社女子大メディア創造学科の影山貴彦氏は、本田がテレビに出続けている理由をこう分析しています。
「本田さんには、ほかの女優や俳優にはない華がありますからね。これは努力や事務所の力などでつくられるものではない、彼女だけの才能です。華のあるタレントがドラマや番組に出てくれることはとてもありがたい。多少のネット上の悪評や評判には目をつむっても、ドラマや映画の主役として起用したい魅力が本田さんにはあるのです。」
この“華”という得難い才能を持っていることを、業界人は高く評価しているようですね。
もう数年も経てば、本田翼が名女優と呼ばれる日が来るのでしょうか。今後の活動にも注目したいですね。
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