電車の中で酔って、女性と衝突をした結果、男性は“9千万円”を支払う義務となり、和解したことが分かりました。
一体、何が起きたのでしょうか…?
それは、京阪電車の中で起きた思いがけない事故でした。
京阪電鉄の2階建て車両の中、お酒を飲んだ男性は酔っぱらって、階段を転落してしまいました。
しかし、階下の補助席に座っていた女性と衝突してしまい、後遺症が残ったとのことでした。
女性は、京阪と男性に慰謝料などを含めて約2億3700万円の賠償を求めたことが分かりました。
大阪地裁の訴訟で、男性は女性に“9千万円”の支払い義務を認める内容で和解が成立したとのことでした。
なんという事故なんでしょう。
和解調書によると、男性は9千万円の支払い義務を認めた上、期限内に女性に510万円を払えば、残額の支払いは免除されるとの内容でした。
男性の支払い能力などを考慮し、京阪への訴えは取り下げたとみられています。
訴状によると、2016年2月24日午後10時10分頃、該当女性は大阪・淀屋橋発京都・出町柳行きの2階建て車両に乗車しました。
乗降口から階段を下りた場所にある1階補助席に座っていた際に、お酒を飲んで、酔っぱらっていた男性が階段を転落してきたため、衝突された結果、首の骨が折れるなどの大けがをしたことが分かりました。
女性は約半年間の入院生活をし、退院後にも手足にまひが残っていたことが分かりました。
また、勤め先を退職せざるをえなくなり、日常での食事や入浴なども介護が必要となったとして、逸失利益や介護費用などの支払いを求めていたとのことです。
事故が起きた後、京阪は、2階建て車両の階下にある補助席をすべて撤去していること分かりました。
ネットでは…
「確かに普通の人が9千万円なんか払えないだろうけど、手足にマヒが残って510万円じゃ可哀想だよなぁ。お酒は、ほどほどにしなきゃダメだよな。」
「結局、510万円で許しちゃうのか。気持ちは晴れたかもしれないけど、今後の生活もあるし、あんまり温情みせないでもう少しもらっておいた方がいい気がするけどなぁ。」
「その510万もしっかり払えるのだろうか?ある意味、お金がないっていうのは強いな。」
「言葉は悪いけど、まさにやられ損。犯〇を含めて加害者に賠償能力がない時の、被害者救済システムも必要でしょうね。」
「これから苦悩な人生を考えれば9千万でも足りないくらいです。510万で妥協せず残額は分割払いで交渉すればいい話です。京阪にも少なからず過失ある。階段の側に座席あるのは安全を考えてないし、通行の妨げでしかない。これもやはり取下げるべきではない。」
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