埼玉県羽生市の「イオンモール羽生」で10月23日夜、買い物客がスプレーをかけられ男女計7人が軽傷を負った事件で、羽生署は25日、傷害の疑いで、行田市壱里山町、自称飲食店従業員の赤羽純依容疑者(28)を逮捕しました。26日に傷害容疑で、さいたま地検熊谷支部へ送検された後、釈放されました。
赤羽容疑者は、23日午後7時17分頃、商業施設内で面識のない家族にスプレーをかけ傷害を負わせた疑い。家族の母親は喉などの熱傷で約2週間の怪我をおっています。女は逮捕時の取り調べで「スプレーをかけたことは間違いないが、けがを負わせたことは分かりません」と容疑を一部否認していました。
イオンモールの食品売場でセルフレジに並んでいたという家族によると、容疑者から「私、並んでたんですけど」と話しかけられ、トラブルになったとみられています。 そして、家族が別のレジに並び直したところ、容疑者が背後から近づき、突然この家族の母親の背中に向けて、スプレーを吹きかけたといいます。 一緒にいた30代の夫と10代の息子2人ら他6人も目や喉の痛みを訴え搬送されましたが、いずれも軽症でした。また、容疑者は母親と商業施設を訪れていたが、犯行時は１人だったようです。
スプレーは催涙スプレーのようなもので、護身用に持っていたとみられています。事件後、容疑者は行方が分からなくなっていましたが、25日午前9時ごろ、「イオンの件は、私がやりました」と、埼玉県警羽生署に自ら電話をかけてきたといいます。報道を知った親が諭し、容疑者は電話をしたということです。
このニュースを見たネット民たちは、「護身用ではなく、攻撃用やろ」「精神面が少し不安定な方なんじゃない？」「いやこんなやつすぐ釈放するなよ！！」などとコメントが集まっていました。ワザとでないにしろ順番をぬかされると腹が立つ気持ちはわかりますが、催涙スプレーの使い方は明らかに間違っていますね。
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