旧統一教会との関係が次々と明らかになった山際大志郎経済再生担当大臣(54)が辞任しました。後手後手の対応に、野党だけでなく、与党内からも批判の声が上がっています。
「今、辞表を提出して参りました。そのタイミングというのもギリギリ考えたなかで、このタイミングしかないかなと思った」 内閣から去ることとなった山際大臣ですが、地元関係者からも厳しい声が相次いでいるようです。
山際氏は、自民党が所属議員を対象に「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)との関係を調査した後も、同連合トップの韓鶴子総裁と一緒に撮影された写真が見つかるなどしていました。神奈川県内では来春、県議選や川崎市議選を控えていますが、川崎市選出の自民党県議は「地元の地方議員は、旧統一教会との関わりがあると思われかねない状況だった。選挙への悪影響も心配していたので辞めてくれて助かった」とポツリ。
山際氏は24日、首相官邸で記者団に「信用を取り戻すため、国会議員の活動はこれからも続けたい」と議員辞職は否定してはいるものの、山際氏の議員辞職を求める集会を近く川崎市で予定する団体の事務局長、田中光雄さん(77)は「自身の疑惑について公の場で説明し、一刻も早く議員も辞職するべきだ」と語気を強めていました。
町内会組織の会長で、山際氏を支援してきた滝村治雄さん(84)は「若いし日本のために尽力してくれると期待していたが、とても残念だ」と遺憾な気持ちを表明していました。支持率低下の要因でもあったので、地元の声も厳しいようですね。ネット上でもこんな声があがっています。
「今頃責任を感じるなんてウソだろう」
「内閣、自民党も今まで山際さんに引導を渡さず、ここまで恥をかかせ続けてしまった責任は大きい。山際さんの責任よりも重大だと思います。」
ADVERTISEMENT 「この山際と言う国会議員この十年間の自公政権の本質本性そのままあからさまに生きる象徴のような議員ではないか見ているだけで不愉快極まりない」
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