歌手で作曲家の川本真琴が21日、自身のツイッターを更新。CDに成り代わって人々が利用を進めるサブスク(定額聴き放題)サービスについて怒りを吐露した自身のツイートを謝罪しました。騒動の発端になった経緯などについても見ていきましょう。
事の発端となったのは20日の投稿でした。川本は自身のツイッターに「サブスクでの利益がどれだけ少ないかを知ってほしい」「サブスクというシステムを考えた人は地獄に堕ちてほしいと思っている」と連投し、「じゃあ、サブスクやめればというかもだけど、CDデッキを持ってない人も多くなって、どないしろという現実」と嘆いていました。
この発言を受けてネット上では批判が殺到し、「問題になっている以上、アーティスト側は交渉し直すべきだと思います」「サブスクのアーティストページに投げ銭機能付ければ良いと思う」「音楽のNFT化はどうでしょう?」「DL配信だけにすればよいかと」などと、音楽関係者やファンの議論も過熱しました。
これが大きな反響を呼ぶと、同26日には「今、音楽活動をしようとしてる方が個人的に音源を出す場合、サブスクだけの売上では活動を続けていくのが難しい状況であることを伝えたかったです」「これは、私だけの話でなく、レーベル側の経営にも関わってきます。サブスクで楽しんでもらいたいとおもっていますが、そういう現実があることも知ってほしかったです」と真意を説明。
また、「サブスクの件で、強い言葉を使ってしまい、不快な思いをさせたことをお詫びします」と謝罪したうえで、「音楽家の知人がサブスクに対してとても怒っていて、つい口調が荒くなってしまいました」と当時の心境を明かしたのでした。きっと歌手としての熱い思いが言葉に出てしまったのでしょうね。
ネット上でもこんな声があがっていました。
「結論から言うと、言葉のチョイスって本当に難しいですね」
ADVERTISEMENT 「単価が0.01円であることより、40回分しか売れてないことの方に課題がある。 この程度しか聞かれてないなら大手じゃCDデビューできるレベルじゃなく、自主製作で作ってた場合は在庫を抱えて赤字になる。」
「これから音楽で食べていこうとしている駆け出しが、売れない・食べていけないのはサブスクのせい、と言ってるようで疑問を感じる。」
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