本名の橘いずみ名義でシングル＆アルバム「君なら大丈夫だよ」でデビューし、「失格」「サルの歌」などがヒットしたシンガー・ソングライターの和が、今年３月に性加害疑惑を報じられた夫で俳優兼映画監督、榊英雄と離婚していたことが今月１０日に分かりました。
関係者によると、今年５月に離婚が成立したといい、二人の間にもうけた長女と次女の親権は和が持ち、シングルマザーとして新たな生活を始めているといいます。
今年はデビュー３０周年で、７月には自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで新番組「和―ＩＺＵＭＩ―のお茶の子さいさい」の配信をスタートし、初回の冒頭のあいさつでは「いろいろありまして、橘いずみに戻りまして。心機一転みたいな気持ちなんですけど、歌っている名前は『和』なので変わらない感じですね。そんな３０周年でございます。山あり、谷あり、クロード・チアリ」とジョークを交えながら明るく報告しています。
榊をめぐっては、過去に複数の女優に対して性◯為を強要した疑惑が週刊誌報道で発覚し、２本の監督作品が公開中止になり、今年４月には和が公式サイトで「離婚に向けて、別居、協議を進めております。妻として、母親として、今家族を世の中にさらさなければならないような状況を作った夫を容認して生きていくつもりはありません」と心境をつづっていました。
所属事務所は取材に対して「離婚は事実です」と認めています。 ３０周年記念で人生の新たな門出を迎えた和はマンスリーライブを行うなど音楽活動にまい進しています。また今年１２月９日には新横浜ＬｉＴで単独公演を行う予定です。
「今後はお子さんを奥様が守っていかなくてはならない。あの話が浮上してから大変な苦しみだったと思います。これからの人生、苦労が報われるといいですね。」「またの本格的な音楽的な活動も期待しています。 公私ともにお幸せになれますよう願っています。」「妻として傷ついていないはずがないとは思いますが､お子さんたちを母として強く守ってあげていただきたいです。」と応援の声が届いています。
■和（いずみ） １９６８（昭和４３）年１２月１１日生まれ、５３歳。兵庫県出身。２０年８月に、より幅広い活動を目指して和に改名しています。作詞・作曲家として上戸彩（３７）らに歌詞や曲を提供しています。
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