「1泊だけと言わず、お客様さえ良ければ何泊していただいても大丈夫ですからね」親切な台詞は鬼婆に食われるお約束フラグを思わせるが、発言者は古民家の男性宿主で、旅行サイトに書き込まれた高評価に対してこんな返答をし、それを鵜呑みにした女性客が数多くいたそうです。
岡山県警は9月20日、女性宿泊客に対しク◯リを飲ませて行為を及んだとして、岡山県里庄町にある『Cafe&GuestHouse凸屋』の経営者・武内俊晴容疑者を逮捕しました。武内容疑者は2019年8月8日夜、30代の女性宿泊客に睡眠作用のあるク◯リを飲ませ、抵抗できない状態にして行為に及んだと言います。
3年前の事件が発覚したきっかけは、今年3月に宿に泊まった女性客が翌朝に嘔吐するなど、体調を崩したと警察に相談し女性客の体内からク◯リが検出されたが、武内容疑者は「やったかどうかは黙秘します」と供述を拒絶しているといいます。
この宿は20年近く空き家だった古民家を容疑者が買い取って、4年前に宿泊施設として開業。だが開業当初から、近隣住民とのトラブルが絶えなかったといいます。
近所の住民の話では「隣の家との境界線を示す柵を勝手に引っこ抜く、不要物を他人の土地に捨てる、狭い道を車で猛スピードを出して走り抜けるなどの迷惑行為が目立ちました」と言われています。家宅捜索では、容疑者が無断で撮影したと思われる女性宿泊客の写真や動画も多数押収されています。女性客1人でも安心して泊まれたという高評価に釣られ、2〜3カ月もの長期滞在をする女性客までいたといい、こういった被害は今後も拡大しそうです。
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